意外かもしれませんが、ハワイは軽犯罪率が高い場所です。
窃盗、ひったくり、車上荒らしがとても多いのです。
日本ではハワイは「安全で安心」だという情報が多いです。
ハワイという場所は日本人観光客で支えられているという事実があります。
日本人観光客が減ってしまうと、ハワイ州全体の収益に影響します。
だから日本のメディアはハワイの裏の顔を見せません。
日本人観光客が減るからです。
昔から日本人のハネムーン先といったらハワイ。
行きたい海外旅行ランキングでもハワイは常に上位です。
そして毎日約5千人の日本人がホノルル国際空港に到着しています。
そんなお金を落としてくれる日本人様がハワイに来なくなったらハッキリ言って困るわけです。
だから旅行会社や航空会社は、ハワイ旅行を大プッシュして宣伝している訳です。
ですから、メディアではハワイ旅行は楽しくてさらに「安全で安心だ」ということをアピールしています。
私も観光客としてハワイに来たときはそう思っていました。
しかし、住んでみると、決してハワイは安全で安心ではありません。
ニュースでは毎日のように窃盗や暴行事件が報道され、意外と危ないことがわかりました。
今回はガイドブックや雑誌には載っていない、ハワイの裏の顔をお話致します。
私の実体験です。
知らない男が車に入ってきた
みなさんUberという運転サービスをご存知ですか?
アメリカではタクシーに代わって、現地の住民が暇な時間に車を出して、副業として働く新しいサービスです。
2,3年前に始まって以来、ハワイでもUberのドライバーが増えました。
Uberは自家用車を使うので、タクシーのサインやメーターはついていません。
私はある日、日本から来た友人と待ち合わせのためにレストランの入り口で駐車して待っていました。
ラインでもうすぐレストランを出るとメッセージがあったので、ドアロックを解除して待っていました。
すると助手席に突然知らない男が入って来ました。
私は硬直しました。
さらに後ろのシートにも酒臭い3人の男が入って来ました。
助手席の男は行き先を言います。
私はUberの運転手ではないと返しました。
するとその男達は大笑いして後ろの男たちは写真を撮り始めました。
ビデオだったかもしれません。
その様子をインスタグラムに投稿しようなど勝手に盛り上がっていたのです。
私は早く出てくださいと言いました。
結局、彼らは何もせずに車から出ました。
恐怖は一瞬でしたが、確かに命の危険を感じた瞬間でしたし、勝手に写真を撮られて不愉快な経験でした。
前も一度、Uberのドライバーに間違えられて、女性が乗ってきそうになったことがあります。
このUberというサービスが始まってから、知らない人が乗ってきそうになるので、私は常にロックすることにしています。
ローカルキッズのいたずら
有名なアラモアナショッピングセンターのまえにアラモアナビーチパークがあります。
友人4人でビーチバレーをしていたときのこと。
私が荷物番になり、みんなの荷物を置いた場所に戻ると、タオルの上で横になり、飲み物を飲んで少し休んでいました。
陽射しが気持ち良くて私は寝てしまいました。
すると頭の近くでガサゴソと音がするので、びっくりして起きると、ローカルの子供がタオルの下に置いたバッグを取ろうとするところでした。
その子は素早く手を離して公園の方に走っていきました。
危うくスマホと家の鍵が入ったバッグを盗まれるところだったのです。
ハワイはビーチでの盗難が多いので、誰か一人は荷物番をします。
ローカルの子どもたちはビーチで遊んでいるように見えて、実は人の荷物をよく見ています。
ワイキキビーチに交番があるのも盗難が多いためです。
私の友達はビーチでスマホを取られたことがあります。
ハワイ旅行ではひったくりと盗難には十分気をつけてください。
大事なことは、あまり大金は持ち歩かないことと、荷物を置きっぱなしにしてビーチで遊ばないこと。
これは絶対に守りましょう。
ハワイ不動産詐欺
自分は絶対に引っかからないだろうと思っていた詐欺に私はまんまと騙されてしまいました。
ハワイに移住し始めた頃。約12万円の格安物件をクレイグリストという掲示板で見つけ、メールでやり取りした後に、契約することに決めました。
初期費用の2ヶ月分を銀行送金してから、後日、鍵の受け取りに行きました。
するといつになっても現れず、不安になり、メールをしました。
すると相手はメール拒否をして逃げました。
この手の不動産詐欺は多いのだそうです。
会ってもない人にお金を振り込むのはやめましょう。
以上が意外と怖いハワイの裏の顔です。
日本と同じように過ごしていたら、知らないうち危険を引き寄せてしまいます。
皆さん、十分に警戒してバカンスをお過ごし下さい。