さて最近では特に珍しくもなくなってしまった地下アイドル。

テレビや雑誌に引っ張りだこのアイドルとは異なりいつか大きな舞台をと夢見て活動をしている女の子が東京ではたくさん存在します。

さてこれからそんな地下アイドルとして活動する女の子たちのお話をしたいと思います。

 
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地下アイドル

最近ではどんどんと知らないアイドルがテレビ出演を果たし、詳しくない人にとってはものすごい入れ替わりが激しい世界だと感じるかと思います。

昭和には人気のアイドルが続々と輩出され、確固たる人気を誇っていました。今でもバラエティ番組などに引っ張りだこですよね。

 

そこから時代は変わり、モーニング娘。が日本のアイドルの顔として登場してきました。

モーニング娘。は、オーディションに落選した寄せ集めのアイドルであり、ファンの手によって活動が開始されたと言う点が今までのアイドルとは一線を画していました。

完成されたアイドルとして世に出たのでは無く、未完成・不確かな存在であることが逆に人気に火をつけ、不動のポジションを確立しました。

 

さらにそこからAKBグループが登場してきます。

今でこそ確固たる不動のポジションを確立していますが、世に出る前のAKBは過去のモーニング娘。よりも未完制度がさらに上がった存在でした。

また、会いに行けるアイドルという新たなジャンルを開拓し、毎日劇場にて公演を行い、握手会はマストというアイドル像は、昭和の完成されたアイドルの時代には考えられないことだったでしょう。

 

アイドル市場はこのような変化を辿ってきています。

そして今、AKBが発端となって加速度的に増えているのが「地下アイドル」という存在です。

この「地下アイドル」の定義は不確かではあるのですが、ライブを中心にテレビやメディアという陽に当たらない場所で活動を行っているアイドルを指します。

その数は想像を超えるほど・・・。


まさにピンからキリまでいて、中にはぽっちゃりをウリにしたり、モデルのような美貌を決して持ち合わせないアイドルや、年齢の枠にとらわれないようなアイドルも存在します。

決して珍しくもない地下アイドルはどうしてこんなにも増えて一般的な知名度にまでなったのでしょうか?

 

もちろんAKB48がかつて同じように秋葉原発のアイドルとして売れないグループから今や国民的アイドルグループにのし上がった経緯があることは非常に大きいことだと考えられます。

また加速度的に増加している裏には、インターネットの発達によって先に地下アイドルとして活動している女の子たちの存在を容易に知ることが出来るという環境が大きく関わっています。

こうしたツールを使用することで、今ではビジネスの世界でも同じように誰でも経費を掛けずに色々なことがインターネットなどを使って始めることが出来るのです。

インターネットと密接なのはSNSというツールが思い浮かびますよね。これを最大限に利用して宣伝していくことが出来ます。

そしてその地下アイドルを熱狂的に応援するファンが多く存在し、その応援する活動自体をオープンにしていく風潮が出来上がっています。

これが地下アイドルの出現を助長した最大の原因でしょう。

1000年に一人の美少女としてメディアの露出が一気に増えた橋本環奈さんも、地方で活動をしていたアイドルの一員でした。

今は、ただかわいいだけで・・・可愛くなかったとしても何か一つ特徴があるだけで、一気に火がつく可能性を秘めた時代なのです。

 

 

でんぱ組

2014年には「武道館ライブ」も成功させ、アイドル戦国時代にメスを入れる存在として、急成長を遂げました。

でんぱ組は、東京都内のメイド喫茶を拠点に活動が開始されたアイドルグループです。

正直、飛び抜けて可愛い子が在籍しているグループではありません。

女子高生ばかりの若さがあふれるピッチピチのグループではありません。

何がそんなに魅力なのでしょうか?

このでんぱ組を地下アイドルの代表的存在として今回は紹介したいと思います。

 

 

身近な存在

ももクロは「健康的なアイドル」。

AKBは「会いに行けるアイドル」。

モーニング娘。は・・・「落選組から這い上がった競い合うアイドル」。

 

じゃあ、でんぱ組は・・・。

 

私が思う「でんぱ組.inc」を表現する言葉は「身近なアイドル」。

 

AKBも取りようによっては「身近」なのではないか、と感じますが、それは単に会いに行けるだけ。

でんぱ組の場合は、内面的にも外見的にも身近、つまり「一般的」であるように思います。

そこまで飛びぬけた美貌はない。だから真似しやすいんですね。

そして、でんぱ組を構成するメンバーは、全員何かしらのオタクなのです。

声優オタクの相沢梨紗さん。
アニオタの成瀬瑛美さん。
ネトゲ廃人の最上もがさん。
古漫画オタクの夢眠ねむさん。
コスプレイヤー藤咲彩音さん。
ゲーマーの古川未鈴さん。


こういった社会不適合者のレッテルが貼られやすいものを、アイドルが持っているのって新鮮だし、それが身近な存在にしてくれます。

メンバーが各々そういったものを持つようになった経緯には、過去の苦い経験もありました。「いじめ」や「ひきこもり」ですね。誰しもがそういった苦い過去や、コンプレックスを抱いているもの。

でんぱ組を見ている人と同じ目線で「もがいている」、「頑張っている」という要素が逆にキラキラしているんですね。

そのため、「でんぱ組.inc」を見て、「でんぱ組.inc」を知ったら、「自分にも何かできるのではないか」と言う感情や、「応援したい」といった感情が生まれるのです。

そういう意味で「身近なアイドル」なのがでんぱ組です。

 

 

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電波ソング

でんぱ組の名前を象徴するように、楽曲も「電波」なものが多いです。

「電波ソング」とは、リスナーに「中毒」「依存症」を引き起こすほど極めて印象的な楽曲という定義がこの場合はしっくりきます。結構抽象的な用語なのですが。

「カオス」、「わちゃわちゃ」という感じがピッタリあっています。

何か、何を言っているのかいまいちわからないけど、可愛く見えるし、聞いていてそんなに嫌じゃないし、ウキウキしてくる。そんな楽曲が彼女たちの持ち味です。

 

その中には、前山田健一さんが手がけた「W.W.D」という楽曲もあります。

「いじめられ部屋にひきこもっていた」

という衝撃的な歌い出しから始まる曲なのですが、上記に記載したような、彼女たちの過去が赤裸々につづられた楽曲になっています。

 

メンバー6人がでんぱ組に行き着くまでの半生を

「マイナスからのスタート、舐めんな!」

とハイテンションで歌い上げる楽曲は、正直聞いたときブルっときました。

その楽曲の中で語られていますが、メンバーの最上もがさんと、古川未鈴さんは過去にネットゲームの世界で敵同士として出会っていたそうです。笑 その時はお互い知らないのですけどね。

 

アキバから世界へ!?

そんな彼女たちが本気で「アキバから世界へ」という目標を掲げています。

それが着々と進行されています。

正直、アイドルとしては高齢の部類に入るかなと思います。

容姿もとびぬけた美人ではない。

歌もめっちゃうまいわけではない。

持ってる武器は、私たちとかわらない。

むしろ、過去のトラウマや苦い経験から、私たちよりもスタートは下なのかもしれない。

そんな彼女達が本気で頑張っているんです。

インターネットが普及した今だからこそ、世に大きく出てきたアイドルグループの一つ。

地下アイドルから大成功を収めたアイドルグループの一つといえると思います。

 

 

地下アイドルの生きる道

でんぱ組のように陽の目の当たるところに出てくることが出来たグループはいいですが、地下アイドルが爆発的に増加している中、最近ではメジャーになるには相当な競争があるようです。

その要因として、昔成功していったアイドルたちは絶対数いるファンを先行的に抑えてきたからだと言われています。

要するに今はたくさんの地下アイドルが存在していて限られたファンの取り合いをしている状況なのだということです。

アイドル好きを公言するほど好きな人って、やはり一定数しかいないのです。

その人達を如何にして取り込んでいくかが非常に重要になっていくんですね。

 

これはビジネスの世界特に銀行業界でも同じことが言えます。

現在有力な融資先というのは限られていて安心して貸出出来る客の取り合いをしているのだと言います。

同じように考えるならば少し工夫して収益を上げていかないと地下アイドルから脱出出来ないということになります。

しかし活動していく場がたくさんあることもまた事実です。

最近ではメジャーなイベント会社が企画しなくてもSNSを利用したり仲間同士で企画することでいくらでもチャンスを作ることは可能です。

そういった意味では工夫さえすればまだまだ希望のあるような気もします。

ブルーオーシャンを狙っていくというのは、ビジネスと本当に何ら変わりありませんね。

このもなみさんも地下アイドルの一人で、この特徴的な容姿やその明るく一生懸命なキャラクターからテレビ出演も果たしています。

モデル業界では昔なら引退する年齢でも現在はファッション系の雑誌で活躍出来る需要があると言われています。

最近は年齢の割りに若く見える女性が増えたこともありアンチエイジングの分野での需要があるのでしょう。

 

 

地下アイドルに関する事件と対策

今では事務所に所属しないで活動するいわばフリーランス地下アイドルも多く存在します。

これだけの技術や情報に溢れていれば経費を掛けずに自らやっていくことが出来る世の中なので事務所に所属しない活動も必然的に考えられます。

しかしバックに何もいないというのは時には危ない目にも遭うということなのです。

最近では地下アイドルがファンに襲われたりして命を落としかけた事件もありました。

それと相まってストカー規正法の取り締まりが強化されました。

インターネット上でのつきまといにも適用されるようになりました。しかしそれでも安全であるとは言いにくいのが現状です。

 

いつか大舞台を夢見る地下アイドルという生き方は厳しく辛い活動です。

最近ではSNSなどの便利なツールに溢れています。

そしてなるべく経費を掛けずに活動していくことが出来ます。

ちょっとした工夫次第で知名度を伸ばすことが出来ることでしょう。

もしかしたらこれからは今までなかったような場面で活躍する地下アイドルが増えるかもしれないですね。

昔では考えられないビジネスが誕生していくかのように、アイドルの世界も変わっていくのです。

 
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