あなたは「未来人」と聞いて
何を思い浮かべますか?
100年後の未来なんて
誰も想像できません。
ましてや変化のスピードは
どんどん加速しています。
しかし、あなたがよく知る姿が
「未来人」だとしたら・・・?
現代はものすごいスピードで変化しています。
5年や10年というかなり近いと感じる時の隔たりでさえ、人類は予想も出来なかったような技術を駆使し、誰もが使える便利アイテムとして具現化さえます。
そんな短い時の流れでも予想がつかないのであれば、100年も先の事の変化なんて半端ないですよね。
しかし、いまから100年以上も前に、現代のことを一生懸命予想したフランスの画家がいました。
まずは、その画家が描いた絵をご覧頂きましょう。
※http://twistedsifter.com/2015/11/artists-from-1900-depict-the-year-2000/引用
学校では・・・
掃除機は・・・
これが現代では
このようになっています。
学校では・・・
掃除機は・・・
このように、過去の祖先たちが思い描いた未来よりも、はるかに進んだ現在を我々は生きています。
まあ、この画家が予想した未来には、今でも実現されていないような斜め上を行くものもありますが・・・。
この画家に会うことが出来たら、是非伝えたいですね。
まだ人がやっています、と。
それは置いておいて、コンピュータなんて言うのは恐ろしいほどのスピードで、その処理能力、小型化が進められ、いよいよあと少しで人体にチップを埋め込むところまで行くのではないかと言われています。
そんな今から100年前と、今から100年後では変化のスピードが全く違います。
急速なスピードで変化していますから、いまから100年後なんて全く想像ができない未来が待っていると言えるでしょう。
そして人類はおそらくそのような急激なスピードで変化していく社会に、適応するように姿かたちを変化していくと考えられています。
今までにない程の急速なスピードで技術が変革していくため、人も数億年という歴史の中で見たことのないような変化を遂げるかもしれませんよ
その姿って、一体どんなものでしょうか。
未来人の姿
さて、ここで未来人について考察していきます。
「未来人」と聞いて、みなさんはどうのような姿を想像するでしょうか?
ドラマ「漂流教室」で出てきた未来人間を想像するでしょうか?
それともウルトラマンのような変身できる感じでしょうか?
ダーウィンの進化論は否定されてきており、人間が猿から進化するようなぶっとんだ知能の進化は現実的ではありません。
しかし、人間は現在に至るまで少なからず進化しています。
自分の祖父母の時代に比べても進化はしていますよね。
多少足が長くなり、多少身長自体が伸びています。
それは子供の発育の平均値にも顕著に表れています。
外国に目を向けて見ると、アメリカは肉食化が進み、腸の作りが日本人のそれとは違いますよね。
このまま時代の変化に応じて人間が変化していくとすると・・・科学者はそんなことを予測しています。
一説として想定されている人間の将来の姿がどんなものか知っているでしょうか。
実は少し頭を使って考えていけば見えてきます。
人間がどのように変化していくかというのは、今後文明や技術がどのように発達をし、それよって人間には何が必要になって何が不必要になっていくのかを考えてみましょう。
【目】
昔に比べ、現代人は目を酷使していますね。
それを象徴するかのように、ジャングルで暮らす民族と、科学技術が進んだ先進国に生きる民族では視力に圧倒的な差があります。
我々先進国に住む民族は、視力が衰え、メガネやコンタクトは当たり前の時代に突入しています。
もはや、それありきの生活です。
テレビやパソコン、スマホ。
昔には存在しなかった、デジタル機器の普及により、「目」にかなりの負担を負わせています。
今後も時代が進むにつれて、テクノロジーがどんどん進化していきますので、目で情報を獲得していくことが、より増えていくのは間違いないでしょう。
そのため、将来的には「目」が大きくなると考えられています。
【体】
昔の人間は狩りをしていました。
それは生きるためにしなければいけない事でした。
現代では、農業や酪農はあるものの、明らかに昔に比べて「生きるために」体を動かすことはすくなくなりました。
未来を考えていくと、現在行われている肉体労働というカテゴリに分類される作業は、優先的に機械化が進み、人々が背負う負担は少なくなっていくことが考えられます。
人間は、本来怠惰な生き物だからです。
体を酷使する大変な仕事は、なるべくしたくありません。
そのため、将来的には、体は細くなっていき、筋力は最低限のものしか残らなくなっていくのではないでしょうか。
【口】
さあ、口はどうでしょうか。
現代はサプリメントがものすごく普及しています。
必要な栄養素がギュッと濃縮された小さなカプセル。
生きるためには、この小さなカプセルだけを摂取していれば良くなってしまうのではないでしょうか。
噛むことすら面倒くさい?
じゃあ、流動食にしちゃえばいいのです。
おそらく人類は、どんどん顎が細くなっていくのではないでしょうか。
【頭】
身体はあまり動かさなくなりましたが、現代社会は情報社会です。
どれが自分に必要な情報であるのか、その情報の真偽はどうなのか・・・我々は何気なく生活していますが、その中には信じられないくらいの「判断」が行われています。
昔と比べ、労働の在り方が、肉体労働から知的労働に変化しています。
これは上記で上げたロボット社会も、大きく関わってくると思います。
単純作業などはロボットに任せられるため、人間は頭を使って効率化や、複雑化させていくことに尽力することになると思います。
そのため、頭部は大きくなると考えられています。
ここまで見てきて
人間の未来像は
見えてきたででしょうか?
目は大きくなり
体は細く退化し
顎は細くなり
頭が異様に発達する・・・。
さあ、あなたが
思い浮かべた姿は
コレではないですか?
これは、人類が作り上げた宇宙人の典型的な姿です。
本当かどうかは立証されていませんが、目撃者も世界中にいますね。
現代社会で目撃情報が報告されているリトルグレイに代表される宇宙人は、未来の人間なのかもしれません。
ということは、宇宙船はタイムマシン・・・?
未来人が何かの調査のために我々が暮らす現代へ調査員を派遣しているのかも・・・。
あくまでも都市伝説ですが、結構胸が熱くなりませんでしたか?
将来的に科学技術が発達し、タイムマシーンを作った未来人が、現代にやってきたものが現代では宇宙人と呼称されているということですね。
今でこそ、タイムマシンなんてものは作れないと言われていますが、未来に進むとどうなるかなんてわからないですからね。
過去にはあり得なかったように、今ではノートパソコンを当たり前のように持ち歩き、軽量化、低価格化がどんどん進んでいます。
スマホの画面を、手につけたブレスレットから腕に投写し、それを操作できるというものも販売間近のようですよ。
進んだ科学技術をテーマにしているアニメなどでよく見るような、空中にスマホのような操作できる画面が浮かび上がるというのが当たり前の世の中になるのも、もう近いですね。
あなたは、この一説を信じますか?
さあ、ではここからはリトルグレイとは違う未来人の姿を想像した科学者達の意見を紹介します。
マンアフターマン
スコットランドの地質学者であるドゥーガル・ディクソンという人物が500万年後の地球に生息する人類を予想しました。
その予想したものが描かれている「マンアフターマン」という本があります。
なぜに地質学者なのか・・・そして時代がぶっ飛びすぎていてこの予想は果たして合っているのかはわかりませんが、1つの参考図書として、ディクソンが予想した人類の未来図を見ていきましょう。
http://ameblo.jp/bede-in/entry-11359151196.html引用
【宇宙人間】
いきなり衝撃的ですが、まず地球では住めなくなっているだろうと予想がなされています。
そのため生活圏を宇宙に変化させた人類が誕生します。
彼らは移住可能な惑星を見つけ、そしてその惑星の環境に適応した「新しい生き物」を作り出す時の材料として考えられています。
「宇宙人間」とタイトル付けられている人間は遺伝子工学を駆使した究極の改造人間。
体内の圧力を無重力化で一定に保つため、体は丸く真空化での長時間作業を行えるように肺は4つあり、地球からの照り返しから目を守るため着色レンズになっています。
かなり衝撃的な外見をしています。
要は宇宙でも生きることができるようにされた改造人間ですね。
このような実験から、移住できる惑星が探索され人類総移住へとつながるかもしれません。
【水中人間】
続いて、水中人間。
これは地上は汚染されてしまい、生活が出来ないために、海中で生活をする目的で遺伝的に改造が施された人類です。
滑らかな皮膚と非常に流動的な体のライン、体温を一定に保つために皮下脂肪を蓄え、そして水中を自由に行動できるように足かきやエラがついています。
視力に関しても特殊になっていて海中の屈折率に合わせた視力を持っています。
そのため、地上をよく見えないという観点から、腰のベルトには空中を見渡すゴーグルなどを装備しています。
こちらも衝撃的な外見。
改造人間だから無駄なものはどんどん排除されていき、生きるために洗練されたものを装備しているのですね。
【未来人間】
しかし、そのような変化を経て300万年後~500万年後の人類はようやく地上で生きられるようになります。
汚染されてしまった地球上は、汚染をしてしまった元凶である人類が知恵を絞り合い、何とかその環境を改善させますが、そのために力を使い果たしてしまい、多くを機械に頼るようになり、遺伝子を改造しなければ生きて行くことが出来ないような状況に陥ってしまうと予想されています。
ある人は機械の中や、機械と融合して生活するようになり、またある人は草原や森林で快適に生活ができるように姿形を変えます。
ごく一部の人しか現在のような「普通」の姿で生活をすることはできないと予想されていますね。
そんな中でも「脳さえあれば」という考えの元、身体の様々なパーツを機械化や化学によって生み出した代替え品にかえ、生き延びる人類の姿がこちら。
何か「攻殻機動隊」を彷彿とさせます。
人類の体は機械による擬態が可能になりその脳に精神が宿り、個人が判別されるという世の中。
こんな世界が来るのでしょうか。
クワン博士
続いてクワン博士という方が予想する未来人間を紹介します。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/11/human_face_future_n_3424560.html引用
情報社会化が進み、「考える」ことが非常に多くなっていくということは容易に想像ができるため、それに合わせて「より多くのことを考える」ことができるように、大きな脳を収めることができる頭部に変化していくと考えられています。
そして、遺伝子工学の発達により人類は外見を自らチョイスできるようになります。
くっきりした輪郭に、まっすぐ伸びた鼻、力強い目つき。黄金比に従い、左右対称も完全な目鼻の配置を備えた顔に揃っていくと考えられます。
また、10万年後までには人類は地球外にも移住するようになると仮定しています。
そのため、地球よりも太陽から遠い場所で生活することが考えられるため、現在よりも大きな眼球を持つように変化していく可能性があります。
このビジュアル、どこかで見覚えがありませんか?
そう、現代の人類が「宇宙人」と聞いて想像するリトルグレイのビジュアルですね。
さらに、宇宙線の影響から目を保護するために、目の内側から瞬時に出てくる第三眼瞼を備え、目をすぐに守ることが出来るよう横向きのまばたきができるようになると予想されています。
そして、地球のオゾン層の外側で受けることになる大量の有害な紫外線の影響を軽減するため肌の色は、より黒くなるそうです。
その予想図がこちら。
まだ人間的な形を維持していますね。
各専門分野の意見の統合
最後に各専門分野で未来の人間はこうなると予想できるものを統合した結果をご紹介します。
それぞれの分野で予想される未来人間は・・・
- 栄養と医療が爆発的に進化し、身長は183cm~201cmと現在よりも平均値がかなり上のものになる
- 腸が短くなっていき、それによって脂肪や糖分の吸収率が低下、結果的に体脂肪率も低下する
- 睾丸が縮小していき、男性の性欲が低下する
- 電子機器を頻繁に使用することになるため、腕や指が長くなり、いまよりも広範囲にわたって操作することが可能になる
- 記憶や思考に関しては、人類の頭脳と言うよりもコンピュータに一任するようになるため、脳は現在よりも小型化になる
- コミュニケーションは目の動きによって行われるようになるため、口の退化、目の発達が考えられる
- 栄養素の摂取は、今のように野菜や肉ではなく液体や錠剤などのサプリメントで補うため、歯が必要なくなると考えられるので歯の数は減少する
- 室内の空調設備が進化し、地域や国による気候の差異が少なくなり、鼻が均一化する
http://www.gekiyaku.com/archives/18627526.html引用
予想を合わせた未来予想図がこちら。
やばい。
これは、やばい。
しかし、脳の小型化などはほかの予想と大きく異なる意見であり、それぞれの見方によって、未来の人間予想図が大きく異なるのです。
こうした予想の差異と言うのは面白いですね。
実際コンピュータの発達は人類の脳の記憶容量が少なくて済むようになるので、小型化は可能性として十分考えられますが、人類はより発達した時代を形成するために「考える」という行動が多くなるような気もします。
これは実際に生き抜いてみなければわかりません。
どのように変化していくのか・・・。
信じるか信じないかは、あなた次第。