ガイナックスと言えば日本のアニメの黎明期を支えたアニメ制作会社です。

「エヴァンゲリオン」を制作した会社だと言えば、ピンとくるかもしれませんね。

ファンの間では有名な話なのですが、このガイナックスが手がけたそれぞれの作品・・・特に庵野監督が関わった作品のすべてが、同じ世界観を共有した地続きの世界だというお話。

 

 

 
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例えば「不思議の国のナディア」には万能戦艦Ν-ノーチラス号というオーバーテクノロジーの潜水艦が登場します。

 

「不思議の国のナディア」より引用

 

この船の正式名称は「第四世代型超光速恒星間航行用超弩級万能宇宙戦艦ヱクセリヲン」という名前です。

しかし、これは過去制作された「トップをねらえ!」に出てくる宇宙戦艦と同じ名前なのです。

動力源も縮退炉と呼ばれるブラックホールを動力源としたエンジンを積んでいますが、これも「トップをねらえ!」に出てくる動力炉と同じ設定です。

Ν-ノーチラス号の前の機体であるノーチラス号も、トップに出てきたヱルトリウムの名を冠している宇宙船を改造した潜水艦です。

 

両作品の時間軸がどのように繋がっているかは長年ファンの間で議論されてきました。

ゲーム作品のエヴァンゲリオン2にΝ-ノーチラス号らしき機体を海底からサルベージするイベントがあったことから、時系列的にはナディアでΝ-ノーチラス号が海底に沈み、それをエヴァの時代にサルベージして宇宙船として改修した機体が、後の「トップをねらえ!」に登場したエクセリヲンという解釈が有力になってきました。

 

その他にもナディアのゲームに「トップをねらえ!」の宇宙怪獣が登場したりと、両作品には色々なつながりを見出すことが出来ます。

 

ナディアとの関連性がある作品は「トップをねらえ!」だけではありません。

作中のアトランティス人の生まれ故郷がM78星雲の惑星オネアミスという裏設定があり、M78星雲と言えば某光の巨人の故郷と言うのは一旦置いておいて、この惑星の名前はガイナックス立ち上げの直接のきっかけとなった作品、オネアミスの翼と同じ名前です。

 

 

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更には大ヒットした新世紀エヴァンゲリオンとの関連性も多数あります。

エヴァ世界のセカンドインパクト。

当初は死海蒸発事件という設定だったり、歴史の教科書にパリ円盤事件の記載があるなどの、設定段階での共通点が多数見受けられます。

 

このような設定から、当初エヴァはナディアの続編として制作されていたという話も存在しているほどです。

 

作中に見られる共通点としては、レッドノア内部に安置された巨人を見てガーゴイルが「最初の人間アダム」と言うシーンがあり、これもエヴァとの関連性を強く感じさせています。

全く同じセリフを碇ゲンドウも喋っていたことから、ピンときたファンの方も多いはずです。

 

しかしエヴァンゲリオンの第一使徒アダムと、ナディアのアダムとでは多少設定の食い違いがあり、単なる庵野監督のファンサービスだという見方も強いです。

ナディア世界のアダムは失敗作として廃棄され、代わりに鯨から知的生命体であるイリオンをアトランティス人は作ったのですが、これは厳密に言えばガイナックス作品とは違いますが、スタジオカラーの庵野作品としてリビルドされたヱヴァンゲリヲン新劇場版Qに、ヴンダーと呼ばれる空中戦艦が登場します。

その外見が鯨の骨格をベースとしていて、ファンの間ではナディアのイリオンとの関連性が議論されています。

そして、主人公ナディアの兄であるネメシスの最期を描いたシーンでは、エヴァンゲリオンの暴走シーンと瓜二つの展開があり、音楽もエヴァの暴走シーンとよく似た音楽が流れます。

 

このように作品間を越えたつながりを見出すことができるというのが、庵野作品の真骨頂とも呼べるものなのですが、新世紀エヴァンゲリオンの後に制作されたガイナ作品として、天元突破グレンラガンも忘れてはならない作品です。

グレンラガンは庵野監督が関わっていない作品のため一見つながりが無いように見えますが、グレンラガンは螺旋力を動力源にしているという設定があり、これは生命の進化する力だという説明が作中でありますが、全く同じような設定がS2機関と言う名称で新世紀エヴァンゲリオンにも登場しています。

 

 

こうした別作品同士の世界観の共有は視聴者を熱くさせますよね。

この作品でこの事件が起きていたときに、別の作品ではこんな事件に対処していた・・・なんていう背景は胸を熱くさせます。

実は皆さんにも超お馴染みのジブリ作品内でも、作品を超えた関係性は存在します。

「となりのトトロ」のトトロは、「もののけ姫」のコダマが進化した生物だと言うことをご存じでしたか?

これは宮崎監督の発言に由来しています。

まあ、おそらくは後付けなのですが、「もののけ姫」の時代・・・おそらく室町時代と考えられますが、その当時から森林が減少し、コダマが住める環境が減ってしまった。

そのため、「となりのトトロ」の時代にはトトロは非常に希少な存在になっているのです。

 

他にも・・・

  • 「シュタインズゲート」と「オカルティックナイン」
  • 「言の葉の庭」と「君の名は」

など、有名な作品でもつながりを感じさせる設定を含めたコンテンツは存在します。

 

ガイナックス作品のつながりは、まだまだスーパーロボット大戦αシリーズでの使徒と宇宙怪獣の関連性など、語り尽くせない要素が沢山ありますが、興味がある方は、色々と調べてみるのも良いかもしれません。

こうした胸熱な展開が好きな人にはおすすめな制作会社「ガイナックス」。

是非ご覧下さい!

 
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