ラノベや漫画がアニメになることはたくさんあります。

大半は制作側の大きな愛によって大成功を収めますが、中には不満の声も上がったりします。

今回は2回あるアニメ化のうち好評を博した「鋼の錬金術師2回目」のアニメ放送についてもの申したいことをご紹介します。

 

 
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アニメはマンガやライトノベルが原作のものが数多いですね。

マンガやライトノベルのファンは自分の好きな作品がアニメ化されて好きなキャラクターがテレビ画面で活躍するのを楽しみにするものです。

 

 

原作を知らずにアニメを見た人は、気に入ったアニメの原作がどんな風に書かれているのか気になって原作を買って読んでみたりします。

マンガやライトノベルとアニメの相乗効果は作品の世界を広げ、大きな経済効果をもたらすなどいろいろな恩恵を与えてくれます。

大半の作品が大成功を収め、忠実に世界観や雰囲気を創り出し、見事なアニメに仕上げています。

 

反対に、マンガやアニメを実写化することに関しては賛否両論があり、全体を見渡すとやや否定派のほうが優勢なような気がします。

ちなみに、僕もどっちかというと否定派に入ると思います。

 

二次元には二次元に適したジャンルや表現方法があり、それを三次元に無理やり移植すると違和感を感じたり劣化していたりと様々な弊害が生まれることが多い気がするのです。

まぁ、「デスノート⁽日本版⁾」や「るろうに剣心」のような成功例もあるので、一概には言えないですけどね。

始まる前こそ、「また実写化するのかよ・・・」という雰囲気に包まれていましたが、出演する俳優陣の演技力、制作側の原作へのリスペクトによって見事ファンも納得いく作品を創り出しました。

と言っても、賛否は両論あり、当然否定的な意見を持つ人もいるでしょうが・・・実写化作品としては「成功した部類」に入ると言ってもいいのではないでしょうか。

 

それに比べ、ハリウッド版のデスノートやドラゴンボールはひどかったようです・・・。

原作への「愛」がどこか違ったような印象を受けます。

日本人とはやっぱり感覚が違うのでしょうね(^_^;)

 

 

マンガ・ライトノベル原作の気に入らない点

さて、マンガやライトノベルをアニメ化することのメリットや恩恵に関しては先に述べましたが、今回はアニメ化したときに気に入らない点について書いてみたいと思います。

これは結構重要な問題だと思うのです。

原作組からするとアニメになることに対する喜びや期待に比例して、がっかりする度合いが高まってしまいます。

原作の魅力をそのままアニメにする、あるいは原作の魅力をアニメ化することで高めるということはとても難しいことなんだろうとは思うのですが、原作ファンとしてもアニメファンとしてもそこは頑張ってほしいところです。

 

 

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鋼の錬金術師アニメ化に思うこと

では、具体例を挙げたりしつつアニメ化の際に気に入らないことについて語っていこうと思います。

僕の好きな漫画の1つが「鋼の錬金術師」。

 

少年ガンガンに連載され、ガンガンの評判と売れ行きに大きく貢献した傑作マンガですね。

ダークファンタジーに分類される漫画の中でもとくに有名なもののひとつで、国内はもちろん海外でも高い評価を得ているそうです。

西洋風の世界観ですから欧米の人にはなじみやすいのかもしれませんね。

 

「鋼の錬金術師」とアニメ化について語る上で特筆すべきは、なんと2回アニメ化されたこと。

「続き」ではなく、初めから2回アニメ化されたんです。

ただ、コレには理由があります。

1回目は原作がまだまだ終わりが見えない状態だったため途中からアニメオリジナル展開になり、2回目は原作にほぼ忠実にアニメ化されています。

1回目のオリジナル展開は事情が事情なので文句を言うつもりはありませんし、なかなか楽しめたのも事実なのでここでは触れません。

 

問題は2回目のほうのアニメ化にあります。

 

2回目のアニメ化に関して、世間的には評価はいいです。

実際、1回目のアニメ化の方が評価が低く、めちゃめちゃ叩かれて「無かったこと」にされています。

 

 

しかし僕は「2回目」にもの申す。

何が気に入らないのか疑問に思う人もいるかもしれません。

僕自身も全体を見渡してみると十分に楽しめたので評価自体は決して悪いわけではありません。

ですが、アニメの途中でときどき不満に思うことがありました。

 

気に入らない点は2つあります。

  1. これまでの流れからしてテンポが異様に速い話があること
  2. とても大切なシーンを削ってしまうことがあること

この2つです。

 

 

急にテンポが早い回がある

1つ目ですが、話数が限られているからなのか主要キャラクターがあまり絡まないからなのかはわかりませんが、細かい描写を省いたりあまり間をとらずにどんどん進めていってしまう話がいくつかありました。

この話だけほかの話よりもだいぶテンポが速く、展開早すぎだろと何度も突っ込んでしまいました。

話としてはそこまで重要ではないかもしれないけど、主人公たちにとっては心に深く刻まれる出来事を含むシーンの前後がそんな感じだったので、これでは盛り上がらないし・・・

この部分の重要性が視聴者にしっかり伝わらないので非常にもやもやしました。

これと似たようなことは他のアニメでも見られるため、そのたびにもっとしっかり描写してよという気分になります。

何とかしてほしいところですね。

 

 

大切なシーン削除

2つ目のほうですが、ストーリーに直接かかわることではなくても、人物や事件の掘り下げに非常に重要なシーンを削る場合があります。

鋼の錬金術師の場合、民族の異なる国民との内戦を回想するシーンがその一つです。

原作では二人の医者が戦地で出会い、会話する短いシーンがあります。

一人の医者は錬金術師でもあり、敵対する人を賢者の石というアイテムの材料にすることに手を貸したことに苦悩します。

もう一人は軍医として戦地に来て、敵兵を人体実験に使うことに協力させられてふさぎ込んでいます。

そして二人目の医者は一人目の医者にこういうのです。

「なんで俺は医者なのに人殺ししてんだ?」。

人体実験という悲惨な内容なのでアニメに不適切として削除されたのだと思うのですが、このシーンは原作を読んでいて非常に印象的で胸を打たれたシーンなので削られたことがとても不満でした。

そして、こういう内容だからこそしっかり描写するべきだと思ったものです。

 

このように大切なシーンが削られたり、細かい部分の説明が省かれたためアニメを見ただけでは疑問符が残ってしまうことが度々見られます。

もっと大切に描写してほしいものです。

ほかにも細かい不満点はありますが、特に大きなものはこの2つですね。

 

 

あと、オリジナル展開をして作品を台無しにしてしまうのは論外です。

不満以前の問題です。

アニメーターの人たちは安い給料で毎日過酷なスケジュールをこなしていると聞いています。

そんな人たちにあまり文句は言いたくないのですが、それでもやっぱり言いたくなることはあるものです。

原作を大事にしつつ、アニメ独自の発展と成功を収めてほしいですね。

あと、アニメーターさんたちの待遇改善が実現することを祈っています。

 

 

あと、良くあるのが政治的な臭いがする声優陣のキャスティングですね。

製作サイド、出資サイド、いろいろな問題が絡んでいるんだとは思いますが、有名作品がアニメ化されるときに名前だけが売れている有名人や俳優が声優にキャスティングされる場合が多いです。

本当に思います・・・プロに任せろ、と。

もちろん俳優さんや女優さんが声優を務めても合致する場合はあります。

「君の名は」の上白石萌音さんはお見事でした。まあ、これは原作がマンガやラノベではなくて完全オリジナル作品ですが。

 

しかし、そんな奇跡は稀です。

例えば「いぬやしき」の村上虹郎さん、「僕だけがいない街」の満島真之介さんのキャスティングは否定的な意見の人が多いと思います。

そのキャスティングのせいで爆死したと言っても過言ではないくらい・・・(^_^;)

アニメの実写化でもキャスティングに失敗する例はたくさんありますが、これはアニメ化にも言えることなんです。

 

みなさんはどう思いましたか?

製作サイドにも色んな都合があると思いますが、どうか作品に愛を持って制作してほしいものです・・・。

 
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大半の作品が素晴らしいだけに、失敗作は特に目立ちます。