冷え性の解消に私が実際に行なった方法をご紹介します。
冷え性は万病の元。
冷え性による悩みは女性にとって切っても切れない関係・・・。
しかし冷え性の原因をしっかり理解することでその原因を解消する方法が見つかるはずです。
あなたのためにお力になれると幸いです。
女性は男性に比べて体が冷えやすい傾向があります。
なぜなら、男性よりも筋肉が少ないからです。
筋肉は熱を作っているのですが、筋肉が少なければ熱を作る量が減って体を温めることができません。
冷えは万病のもとといわれています。
体温が1度低下をすると免疫は30%も低下、代謝は12%も低下をしてしまいます。
そして、冬場は寒さもつらいです。
では、つらい冷えはどうしたら改善できるのでしょうか。冷え性に悩む私が試した方法を紹介します。
冷え性で辛かった体験談
私は冷え性で、手先足先が常に冷たい状態です。夏場はそれほど気になりませんが、冬になると手先と足先がキンキンに冷えてしまいます。
暑さや寒さは肉体的なストレスになります。
早く温かい季節が来ないかと毎年思っています。
毎年冬にはしもやけができることも悩みです。
しもやけが悪化をして、足の指の皮膚が切れて化膿してしまったこともあります。
冷たさと痛みがあり本当につらかったです。
病院に行ったらあまりのひどさに医師がビックリしていました。
それから、足が冷えていると寝つきが悪くなります。
もともと寝つきが悪いのですが、足の冷えがひどいときはなかなか眠れません。
睡眠時間が短いと翌日頭痛がします。
体の冷えがひどいときには便秘が悪化をします。
体が冷えると腸の血流が悪くなって、腸の働きが鈍くなってしまうからです。
このようなことに悩んでいました。
冷え性解消に生姜を摂取する
冷えには生姜がよいといわれています。
ショウガオール、ジンゲロールといった成分が、体を温めて血流をよくしてくれるのです。
生姜は1年中スーパーで安く手に入ります。
そのため、私も実際に生姜を食べてみたこともあります。
生姜紅茶がいいというので、まずは紅茶に生姜汁を入れてみました。
すりおろした生姜をそのまま入れてもよいのですが、繊維のザラザラ感が気になります。
なので汁だけです。
生姜紅茶に関する本を読みましたが、そのまま入れても汁だけでも、どちらでもよいそうです。
生姜紅茶は1日3回ほど飲みました。
飲んだ直後はお腹の中が温まります。
しかし、温かいのは一時的ですぐに冷えてしまいました。
もっと生姜の摂取量を増やそうと思って、料理にも生姜を活用しました。
すりおろした生姜を野菜炒めやスープなどに混ぜて摂取することが多いです。
ピリッとしたアクセントになります。
生姜の摂取量を増やすと、少し体が温まりました。
人それぞれ適度な量が違うのかもしれません。
しかし、寒さがもっとも厳しい季節になると生姜を食べても体が温まらなくなりました。
生姜を食べても温まらないのは、熱を作る力が弱いからではないかと思います。
熱を作るには、エネルギーとなるカロリーと、それを燃やす筋肉が必要です。
食べる量が少なければ熱になるエネルギー量が不足し、筋肉が少なければ多くのエネルギーを作ることはできません。
そのため、生姜を食べるだけでなく、適度なカロリーを摂取して、運動をして筋肉をつける必要もあるのでしょう。
冷え性の解消にタンパク質の摂取
タンパク質は筋肉をつけるために必要です。
また、血液を作るためにもタンパク質が必要です。
温かい血液が全身を巡ることで体が温まるのですが、血液が少なければどんなに血液をサラサラにしても、冷えを改善できるほど体は温まりません。
タンパク質摂取は意識していたのですが、摂取量が不足しているかもしれないので、必要量を計算して摂取量を増やしました。
よく食べているのは納豆です。
大豆は畑の肉といわれるほどタンパク質を多く含んでいる食品です。
豆腐や豆乳もタンパク質が多いのですが、体を冷やす性質があります。
それに対し、納豆は発酵をしているので冷やす性質が少し弱くなっています。
食事だけではタンパク質を十分に摂取することが難しいのでプロテインも摂っています。
飲みやすくするために糖分を加えているプロテインがありますが、砂糖やブドウ糖などは体を冷やす性質があるので、何も加えていないものがおすすめです。
タンパク質を多く摂取することを意識したら、前の年の冬に比べて体の冷えが楽になりました。
食べ物の力は大きいと実感しました。
冷え性の解消にしっかり眠る
体を温めるにはたっぷりの血液が必要です。
血液が少ないと熱を作るために必要な酸素や栄養を体の隅々に十分に届けることができません。
血液を作るためには食事も大切ですが、しっかり眠ることも大切です。血液は寝ている間に作られるからです。
睡眠時間を確保するために、12時までには必ず眠るようにしています。
そして、睡眠の質をよくするために、就寝前には照明を暗くしてリラックスできることをします。
パソコン、スマホ、テレビなどからはブルーライトが発せられていて睡眠の質を低下させるので、パソコンなどは夜にやらないようにしています。
たっぷりと眠れると体の調子がよく、冷えもあまり気になりません。一方、あまり眠れない日が続くと冷えを感じます。
必要な睡眠時間は人それぞれですが、たっぷり眠ることも大切です。
私が実際に行なった冷え性改善法は以上です。
よく眠り、良くタンパク質を摂取する。
とてもシンプルですが、冷え性の根本的原因を知ることでその原因となる要素にアプローチすることが可能です。
個人差もあるため、一般論に惑わされずに自分なりに原因にアプローチする方法を検討してみて下さい。
必ず自分に合った方法を見つけることが出来ます。
冷え性はとっても辛い症状・・・。
必ず緩和することが出来ますので、あきらめずに頑張りましょう。