朝起きて、何となくダルさがまとわりつくように、身体から抜けない日々。

そんなペースがしばらく続き、仕事が思うように進まない時期がありました。

そう言えば、この数年はやたら時間が経つのも、あっという間の感覚です。

子供の頃は、1年の経過は長く感じたのに、40歳を越えてきた当たりから、何故か半年程度に思えてしまうようになっていました。

「やっぱり歳を取ってしまったんだなぁ。」とつくづく感じていたのです。

 

 
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時の流れが速くなるにつれて、ストレスが蓄積

そんな状態が半年程続いたのですが、夜は熟睡した感覚がありませんでしたし、とうとう会社に行きたくない心境がMAX状態。

おそらく仕事が忙しいだけでなく、限られた時間で成果を求められるプレッシャーからのストレスだったのでしょう。

上司とも衝突することが増えてきた時期だったので、人間関係もガタガタでした。

 

久しくなかった日曜日の夜のサザエさん症候群の復活でした。

 

ストレスから身体が偏重をきたしてしまうことは、珍しいことではありません。

このようなことから、ストレスが蓄積されて、心の病と身体の抵抗力を弱めてしまうことも、自分では知っていたつもりでしたが、いざ、自分がこのような境地になるとは、思いもしてませんでした。

 

 

病院での診察でも分からない症状

このような状態が続き、胃がキリキリと痛むようになってきたのです。

「もしかして胃潰瘍?」 

と思っていたのですが、内科に通った結果、全くそのような気配はありません。

念の為に、薬はもらったものの、全く効かなかったのです。

 

 

心療内科での診察結果

しばらく、このような状態が続き、もう身体のダルさが吐き気になったり、頭痛に苛まれることも増えてきたのです。

会社の健康管理室の産業医の先生に相談し心療内科を紹介されました。

早速、翌日に紹介先の病院に行き診てもらった結果、診断されたのは、自律神経失調症だったのです。

 

 

ストレスから来る自律神経失調症とは?

精神的な抑圧が続くと、心のバランスを崩してしまうことになります。

その結果、自律神経失調症と言う病気になってしまうのですが、これは、精神的な高揚をコントロールする交感神経と安定的な状態を保つ副交感神経のバランスが崩れてしまう病気なのです。

そうなると、精神的な面では、うつ状態になる可能性も高く、長期で仕事や学業に支障をきたすようになってきます。

また、ひどくなると肉体的にも、胃潰瘍を始め内臓系にも痛みや機能障害を引き起こしてしまうことがあるのです。

 

 

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ストレスが活性酸素も増やしてしまう

一方で、この数年、活性酸素がクローズアップされてきました。

活性酸素は、体内の毒素を排除する役目を持っています。

 

しかし、この活性酸素が増え過ぎると、逆に身体を酸化状態にして、免疫力を弱めてしまうのです。

免疫不全から、いくつもの病気を招く恐れがあります。

まさに身体が錆びついている状態なのですが、これもストレスが原因と言われているのです。

もしかすると、自分もストレスから、身体も錆び付いているのではないかと感じるようになってしまいました。

 

 

ストレスを無くす方法を探したこと。

このような状態から抜け出さない限りは、もう仕事もやりづらくなってくるし、生活ができないという焦りから、色々なストレス解消を探すことにしたのです。

そこで見つけたのが、腹式呼吸でした。

 

 

すぐにでもできる解消法・腹式呼吸

腹式呼吸は、精神統一をする時やリラックスさせる時に用いられる方法です。

よくスポーツ選手が試合前に、気持ちをリラックスさせる時にも使っている呼吸法です。

この呼吸法がもたらす効果は絶大で、ストレス解消、緊張からの開放等が期待できます。

私達は普段の活動では、肺呼吸を行っていますが、腹式呼吸は胃の下にある横隔膜の上下運動により呼吸をします。

 

普通の呼吸とことなる動きとなりますが、息を吸う時は、腹部をへこませて、吐く時に膨らませる動きとなります。

慣れない間は、意識しながら腹部を動かすことになりますが、次第に自然な形で呼吸をすることができます。

 

また、腹式呼吸のリズムは、非常にゆっくりとしています。

吸う時に約10秒、吐く時に20秒程度という長い感覚です。

 

ゆっくり行うため、口呼吸では秒数を十分に全うできません。

そのため、自然と鼻呼吸へ移行していきます。

コレも重要です。

 

口呼吸だと疲れやすく、鼻毛のようなフィルターが無いため、菌が体内へと入りやすいという研究結果が発表されています。

 

私も腹式呼吸法を始めた初めのうちは、苦しく感じました。

慣れていない段階だと、夜あぐらを組み、目をつぶって腹式呼吸を10回1セットとして10セットやってみてください。

息だけに意識が向き、頭の中にある色んな考え事、心配事、プレッシャーから解放される感覚になれると思います。

こうすることで、腹式呼吸に慣れていき、通常の呼吸から腹式呼吸を取り入れられるようになっていきました。

 

すると、今までダルさしかなかった状態から開放されてくるのが自覚できたのです。

腹式呼吸をマスターできていれば、常に意識を集中させることで、緊張やストレスを溜めることが少なくなると思います。

あれだけ寝付きも悪かった夜が穏やかな時間に変化していったのですから、とても良い方法を見つけたなと思っています。

腹式呼吸のことを詳しく調べてみると、健康増進やリラックス効果の高い気功や太極拳も、この呼吸法がベースとなっているので、精神的な充足感を得られるかが理解できると思います。

 

 

最近、私の職場や取引先でも、長く休暇を取る人が増えてきました。

理由を周りの人間に聞いてみると、ストレスが来る心の病で、仕事ができなくなっているのです。

それに耐えることができる人だけが社会に生き残ることができ、社畜として称えられるという、意味のわからない状況に陥っています。

私も腹式呼吸に出会っていなかったなら、長期休暇・・・最悪は離脱の運命を辿っていたと思います。

何かと忙しくバタバタとしている時代だからこそ、このようなリラックス法をマスターしていることが、自分を守ることになってくると痛切に感じました。

皆さんも、自分を守る方法、持っていますか?

 
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