人は誰でも、ついイライラしたり、焦ったりしてしまいます。
1年を通して、心穏やかに暮らすことができれば、どれ程いいのかと思うことがあります。
でも、そんな人は世の中にどれだけいるでしょうか?
余程の人格者でない限り、そんな状態になれることは、とうてい無理だと思います。
特にサラリーマンの人は、厳しい時代を迎えて、どうしてもストレスで参ってしまうことが、当たり前のようになってきています。
ストレスをごまかすためのアルコール
そんな時につい、やってしまうのが、”アルコール”です。
そう、お酒を飲むことです。ひゃっはー
私も数年前までは、そんな時代が続きました。
“お酒を飲むことで、ウサを晴らす。”
それがストレス解消法でした。
仕事を終えて、仲間達と

「ちょっとだけ、寄り道しよっか?」
と声を掛けたり掛けられたり。
そんな時の飲みながらの話題は、会社への不満や上司な対する愚痴ばかりです。
アルコールの酔いも手伝って、その時は日頃からのうっ積した気持ちが吹き出て来るので、それなりにスッキリするのですが、決して理想的な解決法でないことは、私と仲間も分かっているのです。
楽しいお酒であればいいのですが、どうもサラリーマンの性なのか、このような生活が続いてしまっていました。
次の日の二日酔い
そして、次の日に朝、起きてみると、完全に二日酔いになっている状態です。
“ちょっとだけ”のはずが、”飲み過ぎ”で最悪の状態です。
こんな時でも、決して始業時間前までに出社するのが、サラリーマンの常識。
特にお酒を飲み過ぎた時でも、
張ってでも会社に行くこと。
これが私達世代のサラリーマンの暗黙のルールでした。
だからといって、やはり二日酔いはきついのが本音です。
この時ばかりは、

「もう、絶対にお酒は止める。」
と思うものです。
これは私だけでなく、サラリーマンだったなら、同じ思いをされた人がたくさんいるのではないでしょうか?
年齢が高くなると、より二日酔いになりやすく・・・
お酒によるウサ晴らしは、決して良くないと反省して、お酒の飲み方は楽しく程々に”飲むパターン”を変えていくことにしたのです。
しかし、飲む理由は変えても、次に出てきた悩みは、”お酒に弱くなった”ことでした。
元々、アルコールに強い方ではありませんが、ちょっとだけ飲んでも、酔いが早いし、次の日に二日酔いになりやすくなっていたのです。
ちょっと冷静に考えると、よく分かることですが、40、50代になると、アルコールの分解力が弱くなってくることは、不思議なことではありません。
したがって、飲み過ぎに注意することですが、効果的な二日酔い対策も必要になってきたのです。
効果的な二日酔い対策
飲み過ぎて気持ち悪い状態を解消するために、色々な方法を試してみました。
- 飲む前に、牛乳やウコンを飲むこと
- 飲んだ後にできるだけ多くの水を飲むこと
確かにそれなりの効果は出てきます。
しかし、すっきり爽快まではいきませんでした。
偶然見つけた半身浴
しかし、どんなに気持ちが悪い二日酔いでも、スッキリさせる方法が合ったのです。
それは半身浴です。
半身浴とは、その名の通り、肩まで湯船に浸かるのではなく、胸下までの入浴法です。
しかし、通常の入浴方法と異なるのはそれだけでなく、ぬるま湯で20分から30分程長く入るのです。
ぬるま湯なのですが、身体の芯から温まり発汗作用が高まるのです。
実は、娘が美容法として、時々、やっているのを思い出して、朝起きて、試して見たのです。
出社前なので、かなり早めに起床して半身浴をします。
時間は15分程度なのですが、これだけもかなり汗が吹き出てしまいました。
しかし、驚くのはその後です。
二日酔いで無理矢理、気持ちが悪い状態で起きたのですが、お風呂上がりは、気持ち悪さがスッカリと取れているではありませんか!
そのおかげで、普通通りに仕事に行くことができたのです。
この方法を見つけてからは、飲み過ぎた時には、実行するようになりました。
でも、一番大事なことは、飲み過ぎないことですが。
※二日酔いの際の入浴は実は危険です。
お酒を飲むと脱水症状に陥っているということと、入浴することによって残っているアルコールが回り、吐き気やめまいの症状が引き起こされる危険性が高いからです。
そのため、自身の体調や、入る前には水分を十分に摂取すること、ぬるま湯にすること、短い時間に限定するなどいくつか注意点があります。
気持ちが良いからと言って長く入ってしまったり、しゃきっとしたいからと言って熱めのお湯に入ってしまうと、命の危険さえも脅かします。
自分の体と自分が飲んだ量を把握することが重要です。
上手く利用すれば、飲酒後に入浴することによって体に負担をかけてしまうことにはなりますが、仕事に向かうのは少し楽になるかもしれません。
くれぐれもご注意を!