初めて赤ちゃんを持つというママさんの心配事の一つにオムツのことがあるのではないでしょうか?
新米ママさんは、オムツの種類が多すぎてどれがよいかよくわからないという悩みを持たれるのではないかと思います。
そこで、店頭で売られている紙オムツを実際に使ってみた感想を含めて徹底比較をしてみたいと思います。
紙オムツの種類は実はそれほど多くない!
大きなドラッグストアやベビー用品のお店に行くと、天井までズラリと並んだたくさんの紙オムツに驚いた、ということはありませんか?
こんなにたくさんの中から選ぶなんて、と思った方も多いと思います。
しかし、それは紙オムツのサイズごとに商品名が違うということもあって多く見えるだけで、実際に生まれて間も無い新生児用のオムツの種類はそれほど多くありません。
ほとんどの店頭で売られている大手の新生児用紙オムツ(テープタイプ)は3種類です。
「パンパース」「ムーニーマン」「メリーズ」この3つのオムツについて使い心地、メリットやデメリットをお教えしたいと思います。
3つの紙オムツの値段とは
「パンパース」「ムーニー」「メリーズ」の中で特別に値段が安い商品というものはありません。
3つとも取り扱っている店でも、それほどの差はなく売られていることと思います。
しかし、大抵それぞれの小売店には、おすすめの品があり、この店はパンパースが安い、この店はムーニーが安いという風に比較することは可能です。
使い心地などから自分のお気に入りの商品を見つけ、その商品が安く売られているお店を探すとよいのではないでしょうか。
紙オムツの完成度はとても高い
この3種類の紙オムツは、どれも長く売れ続けているだけに、どれも完成度はかなり高いです。
この商品が一番いい!と断言できるものではありません。
それぞれにメリット、デメリットがあり、好みのものを選択するというような形になると思います。
ここからは、3つの商品それぞれの「使った感想」「メリット」「デメリット」をお伝えしていきます。
紙オムツといえばこれ!王道「パンパース」
長年愛され続けるパンパース。
しまじろうがトレードマークですね。
パンパースは大手メーカーという印象が強いので、多くのお店で取り扱われていて、入手しやすい商品です。
その使い心地は、軽量感があって、スッキリ、サラサラという印象です。太もも部分のギャザーがしっかりとしていて漏れにくい印象を受けました。
夜、子供がぐっすりと寝てくれた時など、長時間つけていてもオシッコの漏れ感は一切なく、朝取り替えた時のお尻の状態もサラサラでものすごい吸収率を実感することができました。
パンパースの一番のメリットは、伸縮するゴムのようなテープです。
赤ちゃんがよく動くようになってくると、オムツを替えている間も足をバタバタと動かすので、テープをうまく貼りにくい時があります。
パンパースの紙オムツは、本当にビヨーンとよく伸びるので、よく動く赤ちゃんでもその体勢のままでテープを伸ばしてつけることができます。
ママの気持ちをよく考えてくれている部分だと思います。
一方で、パンパースのデメリットとしては、うんちの流れやすさが挙げられます。
新生児のちょこちょこと細かく排泄をする間は問題ないのですが、まとまった量を排泄するようになると、オムツがうんちを受け止めきれず、後ろに流れてしまうことが稀にありました。
サラサラにこだわるゆえのデメリットと言えるかもしれません。
先輩ママが使ってよかった大賞受賞紙オムツ「ムーニー」
ムーニーはくまのプーさんがトレードマークになっていますね。
2年連続で先輩ママが使ってよかった大賞を受賞していることもあり、多くのリピーターがついている人気の紙オムツです。
ムーニーの使い心地は、紙というよりも布に近いような柔らかさで気持ちの良い手触りです。
赤ちゃんのお尻に触れることを考えると、赤ちゃんが一番気持ちよく感じることを考えたような素材感になっています。
その一番のメリットは、漏れにくさです。
ムーニーは、オシッコの吸収の良さはもちろんのこと、かなり多くのうんちが出てしまってもしっかりとその場に留まるような感じで、流れてしまうことが少ない印象でした。
お出かけの時や赤ちゃんが動きまくっている時などは、ムーニーを使うとかなり安心感がありました。
デメリットとしては、少し蒸れやすいということが挙げられます。
布のような手触りでとても気持ちがよいのですが、その分オシッコが出ると若干しっとりしてしまうような感触がありました。
呼吸する紙オムツ「メリーズ」
メリーズといえば、CMなどでもお馴染みのウサギがトレードマークですね。
呼吸しているような紙オムツとうたわれていますがその使い心地はどうなのでしょうか。
メリーズの使い心地はサラサラとしっとりの中間ぐらい、バランスの良さを感じる手触りです。
しっかりとしたつくりで安心感がありながらも、蒸れないような工夫がされています。
ここまでの話でもわかるように、メリーズのメリットはなんといってもその通気性のよさです。
オシッコが出てオムツが濡れてしまっても、ちゃんと空気が通っているので、ジメッとした感じが全くなく、オシッコが出ているような気がしないことが多かったです。
夏場などは特にその通気性のよさが実感できると思います。
デメリットとしては、伸縮性の低さが挙げられます。
メリーズは深めのつくりになっていますが、生後2ヶ月ほどの赤ちゃんはお腹がぽっこりと出た体型なので、テープを貼るときに伸縮性が低く少しつけにくく感じることがありました。
赤ちゃんの体型によってかなり好みが分かれる部分かもしれません。
以上のように、紙オムツには、それぞれの持ち味があり、意外と使い心地には差があります。
赤ちゃんの特性などを考えながら、一番合ったものを使えるとよいでしょう。参考にしていただければ幸いです。