日本に長く住み日本人として生活していると世界から見るて特異なことや変な習慣に気付かないことが非常に多く存在します。

その一つに就職活動にも現れているのです。

今の日本の社会はおそらく戦後の経済発展時に現在の基が出来たといえるでしょう。

 

 

 
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そのため、グローバル化やますます便利になるインターネットが、就職活動では実はあまり有効活用されていないのが現状なのです。

日本ではインターネットを単なる会社概況を調べるだけのツールになってはいませんか?

リクルーターを探す、もしくはエントリーするだけのためのツールにはなっていませんか?

今回はそのような日本の就職活動の気持ち悪さについてご紹介したいと思います。

 

 

就職活動はどうやってやる?

高校生、専門学生、大学生問わず日本の学生は就職活動のやり方を知らないのが当たり前です。

その証拠としてインターネットで「就職活動」と検索してみるとよいでしょう。

検索すると検索ワード候補が出てくるのですが

  • 「就職活動 いつから」
  • 「就職活動 面接」
  • 「就職活動 英語」
  • 「就職活動 自己PR」

などが目立つことに気付くでしょう。

 

多くの方が就職活動を意識した時点でこのようなことを気にしているのです。

要するに日本の学生は就職することの本当の意味を理解せずに、小手先のテクニックに走り有利な立場になりたいと思っていることが見てとれます。

そして日本人特有の「みんな一緒」精神でみんな同じ時期に始めることを自ら進んで行うのです。

みんな一緒の時期に始めればいいやと安心しているのです。

 

 

就職活動の本質とは

 

1つの例としてアメリカの場合はどうでしょうか?

アメリカでは実に早くから学校生活や家族とのふれあいの中で「この先何をしていきたいのか?」と言われ続けています。

そしてその結果は高校性くらいから顕著に行動に現れます。

 

アメリカでは高校生くらいから早くも企業のインターンシップに参加します。

アメリカでは既に学生の頃から休暇を利用してインターンシップをしたりして仕事の経験をします。

そこで最終的に自分に適している仕事や生きがいを見つけ、自分の考えとこれからのマッチングや試行錯誤をしていきます。

 

アメリカでは実務経験がないと就職活動する上で不利なのです。

不利というよりむしろ就職活動を始める段階に達していないのです。

学校を卒業後に就職活動する人も多いことも日本と大きく違う点だといえます。

就職活動において「いつから始めるか」迷っている段階というのは始めてはいけない段階なのです。

 

アメリカの学生のように在学中からしっかり経験をし、マッチングの精査をしていけば自己PRに話すことなど決まってくるのです。

日本人の普通の学生のように自己PRで何を話そうか迷っていないのです。

アメリカの企業の採用基準はそのような実務を経験しているという裏付けがあった上での即戦力を求めています。

アメリカ人はそのことを当たり前のように認知しているため、学生時代にインターンシップに参加しない方はほとんどいないようです。

これは日本人の就活生よりも遙か前から就職を意識していて、自分が進みたい方向性を見いだしていると言うこと。

 

最近日本でも急に即戦力を持った人材を欲していますが少し事情が違います。

また最近でこそ日本でもインターンシップをすすんで開催したりしていますが、まだまだインターンシップが最重要視されているとは思えません。

アメリカ企業では就職後に実務で必要な勉強に関して大学での勉強が役に立つと考えており、その結果として大学での成績を非常に重視する傾向があります。

そのためアメリカの学生は学生時代にとても良く勉強をします。

よく「アメリカの大学は卒業するのが難しい。日本は入学するのが難しい。」と言われますが、学校側の「社会へ送り出す際にはしっかり知識を身に付けて欲しい」という考え方がより鮮明に現れている証拠と言えるでしょう。

その点、日本の大学で学べることは少ないです。全く学校側も学生側も意識が違うため、残る知識、活用できる知識が非常に少ないと言う特徴があります。

何だか恥ずかしくなってきますね・・・。

 

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通年採用方式のメリット

アメリカの採用時期の方式は通年採用方式です。

通年採用とはそのままの意味で、通年にわたって就職希望者を募っています。

日本ではほぼ見かけませんよね。圧倒的に4月採用が多いです。

 

アメリカで通年的に就職希望者を募っている理由は、アメリカでは日本のように終身雇用システムではないため、ポストが空いたらその都度人員を補充するという考え方が浸透しているからです。

日本のように終身雇用によって、ある一定の年齢になったら一斉に人員がいなくなり、年度の切り替わりで一度にたくさんの人員を確保するという方式では回らないのです。

これには社会の考え方や国の事情も関わってくるので、どちらが良い悪いということはなさそうですが、就職活動する学生からすれば通年採用の方が都合は良さそうです。

なぜなら日本の学生に多い「何をしたいか」から始まる人にとっては、通年方式を活用してじっくり就職活動が出来るからです。

 

 

 

国土の広さによる効率化

アメリカと日本とでは国土の広さが圧倒的に違います。

この差のせいか、アメリカでは日本より少しだけ効率的であり、その結果柔軟な考え方が適用されています。

アメリカでは国土が広いため企業の本店と、支店や事務所が非常に離れている場合が多いです。そのため就職活動する学生が就職活動するための移動だけで、時間や経費などが莫大に必要になります。

このような理由から、アメリカの企業は世界中から志望してくる就職希望者に対して、面接は電話やインターネット通話によって行なう場合が多いです。

これは非常に効率が良く、また柔軟な考え方といえるでしょう。

日本では関東圏内に住んでいる場合は、関東圏内に就職することが多いと思います。

しかしアメリカ国土は広いため、そもそもそのような考え方がありません。場所にとらわれず柔軟に自分に合った企業に標準を当てられます。

 

 

就職活動の最近の動き

 

最近では世界でもっとも多い秋入学方式を取り入れる大学が東京大学を始め日本でも徐々に増えてきました。

それには世界中の優れた学生を取り込みたいという大学側の思惑も隠れているでしょうが、世界へスムーズに羽ばたいて行って欲しいというきっかけとしても捉えられます。

このような日本の環境下にある中で秋入学方式の試みは非常に素晴らしいと思います。

 

しかし、まだまだ日本にいる以上は日本人特有の「みんな一緒」精神で同じ時期に就職活動する奇妙な光景が続くことでしょう。

そして就職活動においてノンキャリアであることが普通である慣習もしばらくは続くことでしょう。

本来就職活動は自分が必要と感じたときに準備をして始めればよいのです。

しかし、日本では早く税収を上げたいせいなのか卒業から就職までの間にブランクがあまりにもありません。

ブランクが空いてしまった人に対しては冷ややかな目が向けられます。

「活動時期はみんな一緒なんだよ」と言わんばかりのイメージを植えつけているのです。

今ではインターンシップ制度は普及していますが、まだまだ種類は少ないように感じます。

アメリカの流れが全て正しいとは限りませんが、仕事選びのミスマッチングが多い我が国では早く気付くべき問題点と言えるでしょう。

 

 

こうしてアメリカの就職活動事情を考えてみると国柄や仕組みが違うこともあって、日本とはだいぶ違うことがわかると思います。

アメリカの就職採用基準の全てが良いとは思いませんが、日本企業の離職率の多さや経営難のための経費圧縮の問題から見習えるところは見習ったほうがよいのではないかと思います。

 
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