私は約10年前に、ハワイに移住しました。

長年の夢を形にしたので、後悔はありません。

よく多くの人に「ハワイ在住がうらやましい。」と言われます。

この過ごしやすい気候や自然豊かなハワイはもちろん素晴らしい土地なのです。

 
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しかし実際に住んでみると、観光旅行では知らなかったことに直面します。

それはハワイの物価。

ハワイは全米でも最も物価の高い州のひとつです。

ハワイにおける物価はPrice of Paradise(楽園の価格)と言われ、あらゆるものに輸送料がかかっています。

日本でも沖縄県や離島に住んでいる方はオンラインショップの送料が別料金だったり、高くなったりしますよね。

ハワイ州もまた、全米から離れた離島です。

あらゆる商品、食品、車、日用品、衣料品、木材など、ほとんどすべての商品はカリフォルニア州または他の州から船便で輸送されます。

その輸送料がすべての商品にかかるために、ハワイのあらゆる商品の価格はアメリカの他の州に比べるとかなり高くなっています。

 

ワイキキを歩きながら、アメリカ人観光客を見ていると、あまりショッピングをしてる人がいません。

日本人のようにお土産や自分用にあれこれ買うことはないのです。

それはあえて物価の高いハワイで買わなくても、同じものが地元の州でもっと安く買えるからだと推察できます。

 

またハワイの食に関しては、ほぼカリフォルニア州からの輸送品が多いです。

ハワイ産の野菜は高いものが多く、種類もあまり多くありません。

パイナップルやアボガド、トロピカルフルーツはハワイ産が有名で美味しいです。

全体的に野菜やフルーツはカリフォルニア州の方がより新鮮で値段も安いです。

 

また我々日本人には欠かせない日本食材ですが、日本の米や麺類、醤油、調味料、味噌、納豆などは、何でも日系スーパーで手に入ります。

有名な日系スーパーはニジヤスーパーマーケット、ドン・キホーテ(ハワイでは激安の王道ではなく日系スーパーです)、マルカイスーパーなどがあります。

日系スーパーはハワイに住む日本人、日系人にとって大事な存在です。

しかしここでも問題は値段です。

 

商品価格はだいたい日本の価格の3倍くらい。

日本の食材、飲料はここハワイでは、輸入品になります。

 

ですから日本では安い物も、ハワイではとっても高く感じます。

例えば私は日本にいたときは、「おーい!お茶」が好きで気軽にコンビニで買って飲んでいましたが、こちらでは約400円で売られています。

もう日本のペットボトルは高級品に見えます。(笑)

だから私はハワイに住んでからは、ペットボトルのお水をよく買うようになりました。

気軽にコンビニで買っていた「じゃがりこ」もセールで約300円近くします。

もう気軽に日本のお菓子も買えません。(涙)

日本はペットボトルのお茶がメインですよね。

ハワイの飲料は、炭酸飲料、お水がメインです。

基本こちらのお茶は緑茶でもお砂糖と香料が入っていて甘いです。

日本とは違った味がします。

 

 

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またこちらのスーパーでは薄切りのお肉が売っていません。

アメリカは肉は基本、大きな固まりで販売されます。

日系スーパーに行かないと、しゃぶしゃぶやすき焼きにいれる薄切りの牛肉は買えません。

 

日系人や在住日本人が多いハワイならではのメーカーもあります。

例えば「サンヌードル」というメーカーは麺製造専門メーカーでうどんやそば、ラーメンやそうめん、中華麺などあらゆる麺を作っています。

レストランに卸したりスーパーで売られているハワイで有名な麺メーカーです。

醤油のハワイオリジナルブランド、「アロハ醤油」などもあります。

物価の高いハワイでは、自炊が基本になりますが、スーパーで食材を買っても,日本より3倍近くかかっているために、高くて大変です。

 

 

そして極めつけ、「ハワイは、高いなぁ。」とつくづく感じるのは不動産です。

日本は1ルームマンションや1DKといった一人暮らし用の間取りがありますが、ハワイでは、それがほとんどありません。

そして家賃がとても高いです!

ワイキキ周辺ではその額なんと20万円!

しかも年々高くなり、ここ十年で平均5万円以上あがりました。

日本のように「安くて安全な部屋」はハワイにはありません。

10万前後のアパートは治安が良くなかったり、不便な場所にあったりと、よくありません。

 

この止まらない家賃高騰のため、ハワイでは、ルームシェアをしている人が多いです。

また大きな一軒家に2世帯大勢で住んでいる家族も多いです。

ハワイは、世界の富裕層が別荘として所有したり、投資物件として持っていたりするので、年々価値が上がっているのです。

もはや一般住民が住むような場所ではなくなりつつあるのです。

 

リーマンショックの株価急落をした時もハワイの不動産だけは安定していました。

まさに何者の影響も受けない鉄壁の物価。笑

よくハワイに住んでいるだけで「うらやましい」と言われますが、ここハワイで住むのは実は本当に大変です。

富裕層はもちろん問題ないですが、日本のように会社に勤めながら家賃を払って生活するスタイルというのをここハワイで同じ様に実現するのは、日本よりもとても大変だと言われています。

 

じゃあ、給料はさぞかし良いのだろう・・・と考えますが、ハワイは物価が高いですが、平均時給はとても低いという問題があるのです。

つまり、会社勤めして家賃を払いながら生活する、という日本では、当然のことがここハワイでは難しいのです。

 

まさにPrice of Paradice(楽園の価格)。

ハワイに住む人々は皆、Price of Paradice(楽園の価格)と付き合っているのです。

 
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