旅行会社というと、大学生にも人気の就職先として知られています。

私も旅行会社に入って実際に働くまでは、とても楽しい仕事なのだろうな・・・と憧れの気持ちで一杯でした。

おそらく、旅行会社に勤務しようとしている就活生・・・いや、希望に満ちあふれた就活生ならば例えどんな会社であっても期待に胸を膨らませているかもしれません。

しかし、現実は全く違います。

そこで、旅行会社勤務の実際について詳しくご紹介します。

 

 

 
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※ここではあくまでも一例を示しています。
もちろん、当てはまらない素晴らしい活力に満ちた会社も一部には存在しますので、参考程度にして下さい。

 

■残業に次ぐ残業・・・残業が当たり前?

 

私は旅行会社で勤務が決まり、最初はわくわくした気持ちばかりでした。

しかし、様子がおかしいなと思ったのは勤務をして3日目ぐらいからのことです。

 

通常の旅行会社のカウンターの営業時間は、大体19時半ごろまで。

私が勤めていた旅行会社も、カウンターの営業時間はその時間までで、時々お客さんの接客が長引いているときには、20時に閉めるという形でした。

問題なのは、その後です。

 

私は、てっきり営業時間内に、全ての業務がある程度終わり、後片付けを含め、21時半ぐらいには帰れるのではないか・・・と思っていました。

 

しかし、先輩たちを見渡していても、みんなが非常にゆっくりと仕事をしていて、チケットの発注業務や、お客さんのチケットの準備、明日渡す予定のお客さんへの全ての用意などを行っています。

売上のデータを全て印刷したりするのも、お店が終わってから。

これだけの業務をしているので、2時間経っても終わらなかったのです。

 

先輩たちは、お店の近くのマクドナルドでお買い物をして、夕飯を食べながら作業を行っていました。

結局終わったのは23時40分という終電の時間。

 

先輩に聞いたところ、毎日終電までの仕事は当たり前ということでした。

朝の出勤時間は、朝の10時前、休憩はたった一回きり、夕方の30分。

そのため、労働時間は実に13時間10分。

労働時間が多すぎてびっくりしたのを覚えています。

 

最初から社畜根性が染みついており、仕事というのはそれが当たり前という考え方の人ならばいいのですが、おそらく普通の精神の人にとってはかなり苦痛だと思います。

これに慣れてしまえば、クビにならない限り、ある程度の収入とそれなりの生活が保障される環境を手に入れられますが・・・

 

慣れていいのか?汗

 

慣れちゃダメです。

こういう会社は駆逐しないとダメです。

 

 

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■無駄な作業が多すぎる!

 

さあ、では13時間10分の労働が毎日続くこの会社では、さぞや効率を重視し、やるべき精鋭の仕事だけを選択されているように感じますよね。

だって、普通の労働時間よりも遙かに長く働いているのですから、それはやるべき仕事ばかりをやった結果、どうしようもない短くしようが無い労働時間だと思うのが普通でしょう。

 

しかし、現実は違います。

 

ある日、私は旅行会社のカウンターのお仕事に配属されました。

新人の私を待ち受けている仕事は、二階でパンフレットを開けて、スタンプを押すという業務でした。

 

パンフレットは大量に毎日のように届いていて、その量は半端ではありません。

部屋全体を覆い尽くすパンフレットの量・・・。

そのパンフレットに一枚ずつお店の名前の入ったスタンプを押していきます。

あまりにも膨大な作業にうんざりしてしまいましたし、終わらない手作業に途方がくれてしまいました。

 

私なりに考えたのですが、パンフレットを手に取るお客さんで、その後旅行の申込みをする方はどれぐらいいるのでしょうか?

パンフレットはそれほどいらないのでは?

パンフレットの後ろの店名までチェックし、電話するお客さんはそこまでたくさんいるのか?

インターネットが今ほど普及していなかった時代と、インターネットが主流になった今の時代では、パンフレットにおける集客能力は変化していると考えるのが普通だと思います。

まあでも、この作業が無くならないと言うことは、印刷代の元を取れるほどの集客効果、売り上げへの貢献度はあるのでしょう。

まさか・・・それらを計算せずに、そんなムダなことを繰り返しているなんてことは・・・。

 

何度も思考を巡らせましたが、私にはかなり無駄な作業にしか思えませんでした。

とにかく、パンフレットのスタンプ押し、補充、片付けに、一日のほとんどを費やさなければなりませんでした。

 

こうした「仕事のために生み出された仕事」というのは、おそらくどこの会社にも存在します。

もしも、それらを徹底的に省いたのであれば多くの会社が残業せずに帰宅することが出来るようになると思います。

しかし、なんとなく「残業をせずに帰宅するなんて社会人ではない」という暗黙のルールが日本には存在するのです。

 

 

■先輩からは罵詈雑言、パワハラの嵐

 

旅行会社のお仕事は、事務的なお仕事で、洗練された女性が揃っていて、ホワイトなお仕事だろうと・・・そんなイメージを持っていました。

しかし、内情は全く違いました。

先輩はほとんどがお局様と呼ばれる、35歳以上の独身の女性の方で、とても体育会系の気質のきつい方が多かったです。

新人の私が、何も分からず、先輩の指示をすぐに出来ないと、容赦なく怒鳴り声が聞こえてきます。

注意をしたり、説明をしたりするのではなく、まずは怒鳴るという形の職場でしたし、上司も最初からけんか腰の態度でした。

 

新人で右も左も分からないですが、先輩に仕事を聞いて、ミスなくこなさなければならず、スピードも求められます。

しっかりとした研修があるのかとも思っていましたが、そういった研修は一切ありません。

私が憧れの気持ちを持ちすぎていたのかもしれません。

実際は、精神的にも、肉体的にもとってもハードな職場だというのが現実でした。

 

 

うした会社は一例だと思うかもしれませんが、日本にはまだたくさんこういった会社が存在します。

就活の段階では、こんな一面は全くもって分かりません。

就活生の面接をするよりも、仕事現場の見学を取り入れた方がいいのではないかと感じます。

 

 

事は、あくまでも仕事。

あなたの人生に彩りを加える1つの要素に過ぎません

あなたの身を削り、人生の捧げるのは間違っています。

しかし、自分のみを削り、人生を捧げてもいいと本気で思える仕事を見つけることが出来たら、それはとても幸せなことです。

就活生の皆さん、是非、方向を見失わずに頑張って下さい!

 
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