ミュージシャンでありながら、そのトーク力にも定評があるさだまさしさん。
今回は、そんなさださんの事を少し知って頂けるような内容です。
トーク力というのは、1つの大きな差別化をはかれるファクター。コレを磨くだけであなたの道も開けるかも知れませんよ!
1、さだまさしさんとは
さだまさしさんという歌手をご存知でしょうか?
日本を代表するシンガーソングライターで元々フォンクソングデュオのグレープでメジャーデビューしました。有名な曲に「関白宣言」や「北の国から」などがあります。
またさだまさしさんはギターだけではなくヴァイオリンを弾くことでも有名でありライブで演奏することもしばしばあります。
グループ解散後はソロで活動をはじめ当初所属していた事務所を離れて自身の事務所である「さだ企画」という事務所を設立しています。
その後は数々のヒット曲を放ちドラマのテーマ曲や映画にも主演するなど多彩な才能を発揮します。個人としては1996年に長崎県民栄誉賞を受賞しています。
長いキャリアの中でソロコンサート通産4000回を突破したりと偉業も成し遂げている。
2、さだまさしさんの歌の魅力
最初に歌手としての魅力。
まずなんと言っても素晴らしいのは歌詞です。
さださんは日常の小さなネタから説教じみた内容から戦争に関するネタまで実に深いものに焦点を当てていることが多いです。
どれも人の心を歌ったものが多くその世界観に引き込まれるのが特徴的です。そしてその歌詞を綺麗な声で歌いきるのです。
3、さだまさしさんの話の魅力
さだまさしさんの魅力は綺麗な歌や歌詞だけでなく独特なトークにあると言っても過言ではありません。
本人も公言するほどの話好きでも有名です。ライブの常連の中には「歌も良いが一番の目当ては面白いMC」という人までいます。
かつてMCで話すネタをリクエストで決めるような場面もありました。また彼のライブアルバムでは歌だけではなくトークの一部始終までノーカットで収録されることも多いです。
しまいにはトーク単体での発売・・・というのも実際に過去にありました。それだけトークに定評があるのです。
4、トーク力の大事さ
実は歌手にとってトーク力というものは大事だったりするのです。
よくアマチュアバンドで言われるのが一回のライブごとにファンが増えていかなかればメジャーデビューや大きな舞台での出演は不可能だと言われています。
ファンが増えていかないのにライブばかり増やしてもお金の無駄だと言っている音楽関係者の話をよく聞きます。
ファンを増やすきっかけが歌や演奏であるのは間違いありませんが、実はそれと同じくらいにルックスやトーク力が大事だったりするのです。
現代音楽は実はほとんどパターンが出尽くしていると言われています。差がでるのはもはやもう独特なオーラであったり大勢を魅了するようなルックスやトーク力しかないと言っても過言ではありません。
それもそのはずで、全く他業種の営業でも話を聞いていたら「このまま聞いていたら何か買わされる・契約させられる」とわかっていてもついつい話し込んでしまうような営業マンがいたりするのも同じことなのです。
一度ライブに行って歌や演奏を聞き面白いMCを聞いていて「また見に来たい」と思わないとなかなかファンは増えないものなのです。さださんはそのトーク力がずば抜けて優っているため独立後も一人でファンを増やし続け現在に至るまで様々な場所でご活躍されているのでしょう。
5、さいごに
いかがだったでしょうか?
今回はさださんを例にトーク力の大事さをお話しました。
歌手にとってトーク力は絶対的に必要な能力ではありませんが人間が生きていく上で必ず使わなくてはいけない「会話」力。時には人間の本性をも現してしまう会話は大事な能力の一つといえるでしょう。
最近の日本人はテレビから多くの情報を得ますがたまにはトーク力一本で飯を食っている人々が参加しているラジオなどを聞いて会話力を見直してみるのもいいかもしれませんね。