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最近、日本の・・・主に大手企業による大学新卒者の就職採用について、色々な規制が掛けられています。

日本は世界の中でも大学卒業から会社へ就職するまでのスパンがとても短いことでも有名です。

アメリカでは企業による一括採用方式ではなく通年採用していることから、卒業後にインターンシップをするなんてこともよくあります。

 

対して日本では大体大学の3年生の冬くらいから就職に関する説明会などが始まり、実際には早いところだと1月から遅くても2月3月くらいには採用試験が行われます。

4年生になる前に就職が決まってしまう場合もあるのです。

 

日本は卒業後にストレートで就職することを良しとする風潮がとても強いです。

逆に卒業後にすぐ就職しなければ、周囲から若干白い目で見られます。

一体それは何故なのでしょうか。

 

 

新卒ですぐ就職する理由|日本人の気質

 

まず理由の一つ目には日本人の気質によるものでしょう。

戦後日本はアメリカに追いつけ追い越せと汗水流して生活を豊かにしようと無理をしながら働いて、その結果世界で2番目になるくらいの経済的急成長を遂げました。

 

そのときからの風潮が今でも残っているのでしょう。

  • 生活を豊かにするために寝ずに休まずに毎日働く。
  • 約束は絶対。
  • 納期には徹夜をしてでも間に合わせろ。
  • 先方との食事は絶対に参加だ。

などといったいわばハングリー精神や行き過ぎた真面目気質なところです。

 

生活が掛かった仕事のためには身なりを整え経歴も汚してはならないというような風潮が色濃く残っています。要するにブランクを空けてはいけないという精神です。

中途採用や転職を経験したことがある人ならば良く理解できることだと思います。

如何に間を開けずにスムーズに次の仕事を決めるかが大きなポイントの一つでしたよね?

 

こうした土台をコツコツと築き上げ、日本は先進国の中でもダントツの就業時間を誇っています。

シエスタという昼寝の文化があるスペインから見ると「何をばかなことをやっているんだ」と感じられるでしょうね。汗

 

 

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新卒ですぐ就職する理由|若い人の方が洗脳しやすい

そして二つ目の理由に洗脳です。

最近ではバブルのときのように仕事はすればするだけ儲かる時代ではなくなりました。

次から次へと湧いて出てくる競走相手の出現や、長引く不況にともなう売上減による経費の無理な削減を行わなくてはいけなくなりました。

 

そうすると必然的に従業員一人に対する業務の負担というものが非常に大きくなります。

名の知れた大企業では、そのようなことはわかった上で脱落していってしまう数を見込んで、予想しながら採用を行います。

しかし、そもそも予想をしていない企業や、その予想が外れた場合1人当たりの業務量が増えていきます。

1人あたりの業務量が増えれば増えるほど新しく入ってくる新米社員への教育もおろそかになります。

そのような理由から、今ではどこの企業でも即戦力になる人材を欲しがっています。

しかし、即戦力になるような人材が簡単に確保出来ることはできないことは容易に想像がつくでしょう。

 

ではどうするのでしょうか?

 

次からお話する理由が主な理由でしょう。

 

若くて他の会社を知らないいわば世間知らずの人間に

上司2

「うちではこのような業務をやることが普通なのだ」

と言いしめ洗脳するのです。

 

最初から無理を承知で教え込みノルマを与え残業をさせる。

上司1

「ノルマが達成出来ないと給料が下がるぞ」

と直接的には言うことはなくても雰囲気や制度で吹き込みます。

 

他の会社での就業経験がないと何が普通で何が異常なのかわからないのです。

そして根をあげそうになったところでこう話すのです。

 

上司3

「うちで仕事が出来なかったら他では通用せんぞ」

とあたかも他の会社の労働環境や営業内容を知ったかのような台詞です。

 

 

このようにして生かさず殺さずの教育をしていきます。

このようにして従業員を洗脳していきます。

入社したての独身であれば思い切ってすぐ辞める人もいるでしょう。

しかし、辞めることを躊躇していつの間にか結婚をして家族がいるようなケースになるとまず辞めていきません。

かといって日本では今まで副業は禁止されていたので、外の世界を知る機会が極端に少なかったのです。

 

最近ようやく副業を容認するような動きが見えてきましたが、実はもう遅かったりします。

もう既に洗脳されたあとでは、外の世界を見ようという気すらなく湧き出てこなくなってしまい、今のポジションを守ることに必死になってしまうのです。

副業が認められて一般的になっても、しばらくはこのような風潮は変わっていかないと思います。

 

若い働き手の方々が集まるようなSNSを拝見していると「これ以上働かせる気か」「通常業務後に働いたら死んでしまう」といったような意見がたくさん見受けられます。

このような若い働き手と、企業の重鎮たちとの意見の相違は徐々に広がってきています。

 

若者は、自分や自分の家族が生活できる範囲の収入を得ることができれば、あとは出世欲などはなく、無駄にぺこぺこ頭を下げてまで頑張ろうとはしない風潮が出てきました。

これは、今まで企業を築き上げてきた重鎮たちから見ると、社会人失格化のようにすら見えてしまうと思いますが、自分を大事にした結果若い世代が抱く思いにはとても納得いきます。

問題はぺこぺこ頭を下げて出世しなければ複数人の家族を養うことができない経済形態にあります。

だから未婚化・晩婚化が進んでいるのです。

 

さあ、どうする日本。

 

あらがえ、新卒者!

 

日本の社会の問題は結構深刻化しています。

資本主義という形態が下から利益を搾取するシステムなので、やはり何も知らない新卒者は搾取される側になりやすいです。

しかし、だからといって新卒で就職を決めなければ日本ではその後がキツいです。

 

じゃあ、海外に飛んじゃう?笑

 

少々荒唐無稽な意見に聞こえるかも知れませんが、それでも良いと思います。

日本に縛られてあなたの人生を決めることはありません。

常に広い視野を持って、当たり前の事に疑問を持って、自分の人生を決めて下さい。

 
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