「出産の内祝い」は出産祝いのお返しです。
ギフトの中では渋い方の部類に入るかもしれませんが、子供が出来たら必ず発生するイベントです。
「結婚祝い」や「出産祝い」のように目的がはっきりしているものならばギフトも贈りやすいですが、「出産内祝い」は相手によってモノを変えなければいけません。
そこで今回は5つの贈りモノの選び方を紹介します。
参考にして頂けると幸いです。
1.贈る相手のライフスタイルを知る
最適な出産の内祝いの贈り物を選ぶためには相手の年代や日常的な習慣、嗜好、既婚、未婚、子供の有無など、ライフスタイルを知る事が一番の近道です。
- オーガニックやナチュラル志向
- 一人暮らしで殆ど食事は外食
- バーベキューやキャンプなどのアウトドア派
- ゴルフやテニスなどが趣味、部屋に物を置かないミニマリスト
- 好みのブランドやデザイナーズアイテムがある
- 有名店や老舗にこだわりを持っている
などの基本的なことが分かれば、あとは金額と相談しながら選ぶだけです。
出産の内祝いは、頂いたお祝い金の約1/3から1/2の金額が相場と一般的に言われています。
その範囲内で絞り込むことで、きっと満足できる贈り物選びが可能になることでしょう。
2.なかなか決まらない出産の内祝いの贈り物はギフトカタログに頼る
贈る相手とのお付き合いの度合いや、勤務する会社の上司、お世話になった仲人さん、義理の両親や親戚縁者など、人間関係を理由に迷ってしまうと出産の内祝い選びはスムーズにいかなくなる場合がほとんどです。
そんな時にギフトカタログが大いに役立つことをご存知でしょうか。
グルメからファッション小物、インテリア、そして食事券や温泉券、美術館や水族館、アミューズメント施設の入場券など、体験型と呼ばれるギフトまで、幅広い商品群が一冊のカタログの中で紹介されています。
せっかく届いた贈り物が好みではなかった、なんてことは少なくとも避けられ、贈る側の気遣いが伝わります。多くのカタログメーカーから、これはと思う素敵な一冊を選んでみては如何ですか。
3.家族や親しい友人には直接、どんなものがいいか訊ねてみる
身近な自分の両親や姉妹、心置きなく話せる友人・知人には欲しいものを本人に直接、聞いてみるのも一つの方法です。
贈るものがはっきりしている分、ピンポイントで購入するお店や場所が見つかり、出産後の慌ただしい時間の節約にもなります。
又、体調が今一優れない時でも、代わりに誰かに頼んでお店に行って貰うことも可能です。
その際、特にスウィーツやグルメなどの口に入るものは、賞味期限に注意しましょう。
すぐに手渡しで食べて貰うのであれば、短い賞味期限でも大した問題にはなりませんが、郵送などの手段で日数を要するものは、最低でも一ヶ月は余裕のあるものを選ぶようにしましょう。
相手に届いた途端、賞味期限切れでは元も子もありません。
4.貰って嬉しい贈り物の口コミランキングサイトを参考にする
気の利いた贈り物が思いつかない時に重宝するのが口コミランキングサイトです。
年代別、金額別に喜ばれるものや、評判のいい出産の内祝いの順位が一目で分かります。
信頼出来るサイトを2つ、3つ選んで比較してみましょう。
カタログギフト、商品券・ギフトカード、スウィーツの詰め合わせ、又、タオルや洗剤などの実用品も子供のいる家庭には喜ばれる定番の贈り物で、ランキングの上位を独占しています。
他にも変わったところで名入れギフトやブランド食器、相手の出身地が分かれば、産地直送の神戸牛や松坂牛、ハム、しゃぶしゃぶ、カニなどのグルメギフトも貰って嬉しい贈り物になる筈です。
口コミランキングを参考程度に止めるのもいいですし、そのまま口コミ通りの贈り物に決めても、そんなに大きな当たり外れはないと言えるでしょう。
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5.出産の内祝いは贈るタイミングを考えて選ぶ
基本的なマナーとしての出産の内祝いは、子供の100日のお宮参りの前後に贈るのがベストだと言われています。
それよりも早過ぎたり、遅すぎたりするのはマナー違反です。
しかしながら、出産後の多忙な時期に、それもある程度まとまった人数分を同時に選ぶのは容易ではありません。
その上、それぞれの祝い金に見合った贈り物になりますので、全てを同じものでと言う訳にもいかないのが出産の内祝いです。
産後の心身の負担を考えると、出産前に大方の目安を付けて準備をしておくことが理想的です。
時間や気分的にも十分、余裕がありますので、例え一人一人異なる贈り物を選ぶにしても、そんなに強いストレスにはならない筈です。
ほどよいタイミングで贈るように心掛けましょう。前もって発送日の連絡を入れてあげると大変、喜ばれます。
まとめ
子供の誕生を心から祝ってくれた家族や友人、知人、会社の同僚、上司など、これから先も長いお付き合いになる大切な人たちです。
どんな贈り物も一生懸命考え抜いて選んだものは、必ず相手にその贈り手の思いが伝わります。
だからこそ、人任せにしないで、自分自身で選んで贈ることが大切なんですよね。
その際、気をつけたいのは熨斗やお礼状の付け忘れです。年配者の中にはマナーや常識を重んじる余り、間違いを口やかましく指摘する人もいます。
基本的なマナーのポイントさえ抑えておけば心配には及びません。
ほんのちょっとした気配りで、あなたへの好感度がぐーんとアップする絶好のチャンスと前向きに捉えましょう。出産の内祝い選びは深刻にならずに、イベントと割り切って楽しむのが一番です。