都市伝説はどのようにして誕生するのか、考えたことはありますか?

都市伝説を扱うサイトを管理している身として、本気を出して考えてみました。

 

 
スポンサーリンク
 

 

「都市伝説」と聞いて真っ先に思い浮かぶ話は何ですか?

 

口裂け女ですか?

 

都市伝説が多数語られているジブリ作品ですか?

 

「ラッスンゴレライ」ですか?

 

これはあなたがどの年代に生まれたかなどによって、連想するものは大きく変わってくるでしょう。

昔語られた都市伝説で非常に夢いなのは「口裂け女」や「ネッシー」などと言ったUMA情報、そしてロズウェル事件で有名なUFOなどですかね。

UFOなどはテレビ局などが創造したものでほぼ確定的になっていますが、おもしろいのは「口裂け女」などのローカルから発信した都市伝説ですね。

実際にこのような女性がいたのか、誰かが創作した話なのか・・・。そしてそのうわさに便乗したいたずらを行った人がいたのか。

 

口裂け女1979年の春から夏にかけて日本で大きく話題になり、実際にパトカーを出動したり、集団下校するなどの騒動に発展しています。

 

信じられますか?

 

口裂け女の情報が出回って、集団下校の措置。

ちょっとアホらしい話なのですが、実際に当事者になった場合、万全を期すために行う可能性がありますよね。

都市伝説は確かにアホみたいな話が多いのですが、どこか信じたい気持ちにさせる不思議なところがあります。

 

 

UFOなんていうのはその極みですね。

有名なこの画像の宇宙人。

 

 

実は、スポーツ選手が優勝した際のポージングをした写真を小さくして合成して作製され、エイプリルフールにあるテレビ局が流したものというのは確定的な真実として言われているのに、そのロマンから信じられている声もあるし、これがデマ情報だって未だに知らない人は多いですよね。

 

けっこう衝撃を受けた人、多いのでは?

 

人間と言うのは本当に不思議な一面があります。

ウソだウソだと思いながらどこかで信じたい気持ちもあるんですよね。

 

 

2010年を過ぎた現代的な時代には、「ラッスンゴレライ」の都市伝説が一気に普及しました。

「ラッスンゴレライ」」=「落下寸号令雷」

「8.6秒バズーカ」=「8月6日のに落とされた原爆」

であり、「ラッスンゴレライ」は爆弾を落とす意味が込められているというものですね。この都市伝説の現状に関してはこちらを見ると理解しやすいです。

 

http://togetter.com/li/827290
9歳息子へのネットリテラシー教育「ネット上のデマについて」

 

 

スポンサーリンク



 

 

都市伝説の発祥

こうした都市伝説はどのようにして生まれるのでしょうか。

ひとつ、都市伝説の発祥に関して面白い話があります。

それが、「ウルトラマン」の最終回の話が2説あるというもの。

 

通常の最終回では、もちろんウルトラマンが世界のピンチを救って話が終わるのですが、もう一方の最終回では

「ウルトラマンがブチ切れて、怪獣と一緒に東京を破壊する」

という話になるのです。

 

もちろん、ウルトラマンの最終回はそんな話ではありませんよね。

夢も希望もないような話で終了にすることなんてありえません。

これは普通に考えたらありえないため、信憑性のない単なるデマ都市伝説として処理されてきました。

しかし、ウルトラマンの最終回を語る際に、必ずと言って良いほどこのありえない最終回を見たという人物が現れるのです。

それは、タレントの伊集院さんがパーソナリティを務めるラジオの投稿の中にも、この手のハガキは番組のテーマによってはどこからか必ず何通か送られてくるものでした。

特撮ものに詳しい方に聞いたりしたようですが、お蔵入りになった回もすべて含めてそのような幻の回というのは記録にありませんでした。

 

そこで、ラジオのリスナーに直接問いかけます。

「・・・というわけなんだけどリスナーの皆さん知ってる?」

するとやはりわずかに何通かではあるのですが、ウルトラマンが最終回で東京を破壊したというハガキが届いたのです。

 

さらに驚いたことに宛先を見ると不思議なことにある県のある地域の住所ばかりであったそうです。

しかも見た時期なども重なっていたのです。

その最終回を見たという意見を主張する人に共通する規則性があることがわかったのです。

 

これには必ず裏があるなと思った伊集院さんは特撮雑誌の編集者に尋ねてみたところ、

「その地方でちょうどその時期放送されていた番組でひとつ面白いのがあるよ」

と言われました。

 

何かが繋がってきそうな展開ですね。

 

その地方、その時期にちょうど放送されていた番組というのが「アイアンキング」。

まさにウルトラマンとうり二つの風貌ですが当時は、ウルトラマン人気にあやかりたい他会社が生み出したものが、この「アイアンキング」でした。

 

では、この「アイアンキング」の最終回は、ヒーローが街を火の海にするのかと言ったら、そうではなかったのです。

ここで、またこの話題はお蔵入りになりかけます。

やっぱり誰かのでまかせや作り話が蔓延し、いたずらまがいの話だったのかということで片づけられそうになりましたが、ここでアイアンキングの最終回が前編と後編に分かれていたことが判明。

 

問題は前編でした。

 

この回では敵に催眠術をかけられてしまった正義の味方「アイアンキング」が街を壊す描写が描かれていました。

ここで遂に「ウルトラマンの謎の最終回」とウルトラマンに似ている「アイアンキングの最終回」がリンクしだしたのです。

 

「アイアンキング」の最終回での後編は、アイアンキングは応援してくれる子供たちの愛の力によって催眠術から覚め、敵の怪人を倒して宇宙へと帰っていく話へとつながっていくのです。

ここまで聞くと正義の味方のヒーローが活躍する話ですね。

 

でも、もしも何らかの事情があり、前編だけが放送されていたら・・・?

 

そう、皆さんが思っている通り、「前編のみの放送」・・・そんなことが実際にあったのです。

全国ネットのある地方局だけが、自分の放送局の都合で後編をオンエアしないままアイアンキングの放送を終えたのです。前編が放送された次の回からは既に違う番組が放送されました。

つまり放送されたのは前編だけ。

 

アイアンキングが催眠術をかけられ、東京を怪人とともに破壊しつくして終わりなのです。

この地域の視聴者にはアイアンキングがウルトラマンに見え、さらに、そのヒーローが街を破壊しつくして終了という衝撃的な結末で終わっているのです。

 

そのため、「ウルトラマン」によく似た「アイアンキング」をその地域でその時期に見た子供たちが口をそろえて「ウルトラマンがブチ切れて、怪獣と一緒に東京を破壊する」と言うのです。

これはまさに火のない所に煙は立たないということであり、都市伝説として語られるには、やはりそれなりの理由があるということを示唆させます。

 

 

 

現代の都市伝説

都市伝説の発祥にはそれなりの理由があるということはわかっていただけたと思います。

上記の「ラッスンゴレライ」についても、過去に8.6秒バズーカが反日的なことと捉えられるツイートをしたことがあったり、グループ名の「8.6」が原爆投下の日にちと合致するなど、都市伝説が語られている理由があります。

 

しかし、この都市伝説が生まれる経緯には他の理由も存在するかと思います。

 

それはSNSでの拡散。

最近では急激にSNSが普及し、そこでシャアや拡散をしてもらうことは一つのステータス的なものになっており、如何にして拡散、「いいね」をしてもらえるような投稿をするかを考える場合が多いです。

それを狙ったがために、自身で都市伝説を創作して、話題性のあるネタとして投稿することが、なきにしもあらずだと思います。

さらに、ここには現代のインターネット事情が絡みます。

 

それはブログですね。

多くの場合、ブログはアフィリエイトの広告を貼っています。

そのため、書いた記事が多く拡散すれば収益も上がることが見込めます。

そうした話題性に着目し、とにかくアクセスを稼ごうと目論む内容の薄いブログは多く存在します。

このようなブログから、創作した話題性のある都市伝説が発信されたと考えることができます。

そして、話題性のあるネタは同じ系統のブログに取り上げられます。

とにかくアクセスが欲しいブログは飛びつきますよね。

その場合、そのネタで検索して表示される上位のページのいくつかの記事からかいつまんで情報を抽出し、それなりにまとめるという作業で進むため、真偽の追求はせずに同じような内容が書かれた記事がたくさん出来上がります。

 

こうして真実かは疑わしい情報が一気に拡散し、現代の都市伝説は出来上がるのです。

都市伝説ができあがりやすい世の中とも言えるかもしれません。

 

 

私は、通常出回っている情報を深く追求した情報を発信するように心がけたいと思っています。

そのため、ソースが不明のまま闊歩している情報は警戒します。

この記事を見てみて欲しいのですが、、、

 

この記事ではソースが全く不明の件を扱っています。

いろんな記事で語られてはいるのですが、全ての記事において5,6行でさらっと紹介されるものです。

 

しかし、なぜそのような都市伝説が生まれたのか気になるし、全くソースも不明で信憑性の薄いものが蔓延していることに気持ち悪さを感じて、自分なりにしらべてまとめた結果、3000字以上の記事になりました。

ソースは不明ですが、確かに類似点が多数存在することがわかりました。

 

この記事に記載している深い情報は、おそらくネット上で私だけしか書いていないでしょう。

そのうちこの記事の件を検索をした場合、おそらく上位表示されると思います。

5年後、10年後にこの情報がネット上で蔓延していたら、もともとある都市伝説を私が発展させたことになります。

 

これも現代のツールを活用した都市伝説の普及のされ方ですね。

昔で言う人づてに伝わるうちにどんどん形が変化した話になっていくというような感じでしょうか。

それが非常に手軽にできてしまうという点で、現代のツールは「すべてを信じること」の怖さを感じさせますね。

さらに、現代の怖い所は検索結果で上位に表示されるページが権力を持つということです。

下位にあるページよりも圧倒的多数の目に触れるためですね。

そのため、正しい情報を記載した下位表示のページよりも、間違った情報を記載した上位表示のページの方が情報として普及しやすいのです。

これはまさに現代らしい現実であり、現代が情報社会と言われる所以でしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。

現代版都市伝説はこうして生まれるという都市伝説!

こう考えると昔広まった「口裂け女」などはどのように広まったのか非常に興味深いですね。

口裂け女の場合は、当時爆発的に流行りだした学習塾が関係していると言われています。

学習塾を理由に、夜遅く帰宅するようになってしまった子供に、注意喚起を促すために始まった噂という話です。

しかし、それが全国で多発的に広まるというのも不思議な話なのです。

個人的な考えでは、おそらく口裂け女を模倣した事件は実際にあったのでしょう。

誰かがふざけて行ったのかもしれませんし、東北のなまはげのように、子供を脅かすために誰かが行ったのかもしれません。

それが事件的に取り上げられ、一気にメディアが食いつき、全国的に爆発的な普及をしたのではないかと思います。

火のない所に煙は立たない・・・。

 

 

信じるか信じないかは、あなた次第。

 
スポンサーリンク