TPPという言葉をニュースではたくさん目にしますが、果たして良いのでしょうか?悪いのでしょうか?

しかし、なんだか今さらい聞けない風潮が蔓延しています。

今回は、そんなTPPのお話。

 

 

 
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TPPとは

最近、ニュースや新聞を賑わすTPPですが、そもそもTPPとは一体なんなんでしょうか?

TPPとは日本やアメリカを中心とした環太平洋地域内での経済連携の協定です。

他の参加国には主にオーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーなどがあります。

 

アメリカが参加するのかしないのかで、大きな問題になりましたが、TPPの一番争点となる点は参加国内での関税の撤廃です。

 

関税というのは、貿易においてかける税金のことです。

 

 

要するにTPPに参加した国同士で取り決めた商品について、その売買では余計な税金が掛からないということを約束するのがTPP協定です。

例えば国内で400円で売られている物を外国から買おうとした際に4,000円掛かるという具合です。

こんなことが起きたらわざわざ外国から買おうとは思わないですよね?

輸入しなくなるので結果的に自国の物が消費されるのです。

 

 

最近のTPPの動き

さて、アメリカではついにオバマ政権からトランプ新政権へと移り変わりました。

そして日本では以前から争点となっていたTPPには、参加する方向で話が進んでいます。

対してアメリカではTPP脱退表明がなされました。

 

おそらく日本の国民からしたら

困り顔 女性

「日本をTPPに引きずり込んでおいて何故アメリカは抜けるんだ」

と思う方が多いことでしょう。

 

しかし、アメリカが脱退した今、日本が加入するということはもしかしたら大チャンスなのかもしれないのです。

 

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タイ米と日本米

上司1

「TPPに加入すると特に日本の農産物が売れなくなり農民が大ダメージを受けるから反対!」

なんて言っている方々が日本国内にたくさんいらっしゃいます。

 

このようなイメージが先行してしまったのは、おそらくメディアの戦略でもあると思います。

冷静に落ち着いて考えてみると、実はそんなにデメリットばかりではないのではないかと思います。

 

例としてタイ米と日本米とで比較してみましょう。

1990年代の米不足の際に、日本はタイから大量のタイ米を輸入したことで有名です。

 

しかし、当時タイ米は日本人の口や料理に合わずタイ米の多くが廃棄されたといいます。

 

当時タイ米を美味しく食べる方法や、調理方法を知る者が少なかったためです。

 

実際には関税を撤廃すると日本米よりタイ米の方が高いのですが、仮に関税撤廃によってタイ米の方が安くなったと仮定します。

昔のタイ米のイメージがあるせいで、今の日本人には「タイ米は美味しくない」という認識があります。

果たして自国より安くても不味い穀物を購入する人は多くなるでしょうか?

ましてやグルメな日本人が。

 

しかし、そんな話では済まない部分もあります。

それが、お米以外で味やイメージがさほど変わらないような野菜などの場合。

これは売れなくなる可能性も懸念されます。

 

詰まるところ信頼性や、安全性に、おいしさにはお金を払う可能性が十分にあると言うことです。

ただ、大して海外で作られたものと変わらない商品は淘汰されてしまうということ。

これは、何も考えずに既存のやり方をし続けている人たちへ良い戒めになるように感じます。

いつまでも既存の体制では、そのシステムや業界はやがて腐っていきます。

 

 

「Made in Japan」

そして今度は逆に日本の物を輸出する際のお話です。

TPP参加を表明した日本ではどのようなことが起こりうるのでしょうか?

なおトランプ政権へ変わったあとのアメリカは、TPP脱退を表明しました。

なおTPP内に限った話ですがアメリカがいなくなった今、車産業が中心となる日本の輸出産業は、今までよりたくさん売れるようになることでしょう。

それだけ日本製はブランド力になるのです。

 

 

さていかがだったでしょうか?

現在は日本もアメリカも参加・不参加を表明しただけで、まだそれほど影響力はないです。

TPPは実際に動き出さないと、国内外でどのような影響を及ぼすのかは、まだはっきりとはわかりません。

しかし一つだけいえることは、日本国内の農家全てが壊滅するかと言われれば、全てではないということです。

強みを持っている農家や需要がある農家は、逆に今まで以上に売上が上がることは間違いありません。

逆に今までがぬるま湯につかっていただけと言っても良いでしょう。

会社に例えればよくわかりますが、時代の移り変わりでは社会が淘汰されます。

そしてまた隙間が発生してチャンスが生まれるのです。

今後の日本やアメリカのTPPを含めた様々な動きには注視していきたいですね。

 
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