長引く不況のあおりを受けいまだに回復しきっていない日本経済です。

大手企業を支える日本の99%を占めるという中小企業は売上減少にともなう利ざやの減少や年々変わりゆく税制改革などの影響を受け必死に生き延びています。

しかし年々日本国民の数が減少しているのと同時に中小企業の数も減少していっているのが現実です。

考えてみればわかりますが今は商店街がシャッター街と化している報道もよくされており実際によく見かけるかと思います。

そこで中小企業の今と昔の違いはなんなのかということに焦点をあて考えていきたいと思います。

 

 

 
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中小企業の昔と今

昔は働けば働くだけ儲かる時代でした。

戦後はアメリカに追いつけ追い越せと言わんばかりに国中が盛り上がり瞬く間に経済大国へと急成長しました。

年配の経営者のお話を聞くとみな口を揃えて「昔は活気があってよかった」とお話されます。

昔は今と違う点がいくつもあります。

 

中でも違うことは今よりもっと人と人との結びつきが強かったことを感じます。

今でもよく見かけますが、先方に恩義を感じてしまい先方の都合の良い条件を丸呑みに聞いて仕事を請けてしまうことです。

そしてもちろん必要経費というものは黙っていても掛かりますからどんどん先行払いが進んでいくのです。

 

昔はみなさん金払いが良かったこともあり、それでも良かったのですが今ではとてもそのようなことは通用しません。

最近ではミニマリストと呼ばれる考え方が流行しています。

ミニマリストとは必要最小限のもので生活するという生き方で、個人レベルでも企業レベルでもこうした考え方は重要視されています。

現代上手く資金や資本をやりくりして、生き残っている中小企業は自然にそのような考え方が出来ていることが多いです。

従業員には全員辞めてもらって社長一人で一人分もしくはその家族が食える分だけ稼げれば良しと考えるやり方です。

その現象は、実に理にかなっています。

現在、法人税を支払っている企業はおおまかに全体の2~3割程度だと言われています。

国の資金繰りが上手くいっていない現代では、税収を少しでも上げようと必死で、今まで聞いたことのないような税金が増えたり増税されていたりしています。

その結果、会社に利益をもたらすと「税金として国にとられる」と言わんばかりか少し黒字にしておく会社が多かったり最終的に赤字で終わらせる企業も非常に多いです。

 

赤字は3年間繰越出来ますから、なお節税にはもってこいです。

そのような理由もあって最近では取引の継続のために、必要な元受会社からの要望や将来上場を考えていて、内部留保を増やしたいといったことがない限り無理に大胆な黒字化をしない会社が多いようです。

最近はそのようなアドバイスをする税理士や会計士が多いことも事実ですし、経営者もなるほどなと納得してしまうようです。

雇用が少なくなってきているというのも、こうした背景により、加速度的に進んでいます。

 

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日本の中小企業のこれから

 

以上のようなことから、今と昔とでは少し考え方に変化がおこっています。

これからを生き残るにはどうすれば良いのでしょうか?

流行り廃りは当然でしょうが、現在流行っている便利なツールを最大限に活用することがポイントなのかもしれません。

最近ではベンチャーをはじめとしたスモールビジネスや、隙間産業などたくさんの優良企業が登場しています。

その背景にはこれだけ発達したインターネットによる情報の早さや、営業資金がなくても良いアイディアであれば支援してくれるクラウドファンディングなど便利なツールが巷に溢れています。

これらを有効に利用していくことはもちろんのこと、最近では情報の多さや技術の向上によって、プロとアマチュアの差がほとんどなくなっている現象が見受けられます。

このことから今まで必要もなかったような会社などが少しずつ淘汰されていき、今よりもなお一層実力主義になっていくと予想されます。

そのためにも日々情報にはすぐに察知し理解し世の中の雰囲気を感じ取っていくことが大事になってくることでしょう。

 
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