非常に長い期間、日本のアニメーションの最前線に立ち、世界からも高い評価を受けているジブリ作品ですが、1度よーく見てみてください。

意外と、親がひどい・・・笑

子供向けのアニメーションなんだから、立派な親の元、主人公らしい子供が育つ・・・なんてのが一般的に思い描くような作品ですが、ここらへんがジブリは一味違います。

もしかすると、そういった部分がジブリ作品を著しく有名にさせた所以かもしれません。

今回は、「ジブリのひどい親」に焦点を当ててみましたので、あまり不快に感じない程度に軽い気持ちでご覧ください。

 
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ジブリのひどい親|千と千尋の神隠しの千尋の両親

第75回アカデミー賞を受賞した「千と千尋の神隠し」。

この映画の主人公・千尋のお父さんである荻野明夫さんと、お母さんである荻野悠子さん。

独身時代にこの映画を見た時は何も思わなかったのですが、結婚して子供を出産してから見ると、この両親、ちょっとダメかも・・?と感じてしまいました。

 

まずはお父さん、車の運転が乱暴すぎ。

 

妻も子も乗っているというのに(乗っていなくても)、知らない山道を全力疾走とかありえません。

事故らなかったのが不思議なくらいの暴走です。

徐行です、徐行をしてください。

 

そしてお母さん、何だか一人娘の千尋に冷たいんですよね。

 

千尋が暗いトンネルを怖がってお母さんに寄り添った時に、

千尋母

「千尋、そんなにくっつかないで、歩きにくいわ。」

と言い放ち、トンネルを抜けて、さらにその先にある川を超える時に、自分はお父さんに手を貸してもらって小石を渡って進んでおきながら、上手く小石を渡れずにもたついている千尋に、

千尋母

「千尋、早くしなさい。」

と1言。

 

そして待つこともなくさっさと先に進んでしまいます。

いやいや、待ってあげて。もしくは娘にも手を貸してあげて下さい・・・。

お父さんも・・・お母さんだけでなく、お父さんも千尋にも手を貸して・・・。

 

そして子供の目の前で2人揃って豚になるという大失態。

それはもちろん、勝手に食べてしまった食事が神様のための食事だとか分かる訳ありませんし、その罰がまさかの豚だとは予想を遥かに超える事態だったと思います。

「後で金を払えば良いだろう。」と思っていたんですよね、そういう発言をしていますし。

でもこの考え方(少し違うかもしれませんが)、コンビニやスーパーで商品をレジ会計前に開封して食べてしまう子供を許容している親と通じるものがあるように感じるんですよね。

店員さんに注意されたら、「金払うんだから良いだろ!」と逆切れする感じの。

確かに、レストランでは食事をしてからの会計なので分からないでもないのです。

が、コンビニやスーパーでレジ前に商品を開封してはいけない、というのはそういう経営形態だから、レストランでは食後に会計なのはそういう経営形態だから、という、『経営者側』が決めた経営形態で、会計前の飲食が窃盗罪になるかならないかのボーダーラインとなるんです。

 

つまり、経営者の了解を取り付けないで飲食をした千尋の両親の行動は完全アウトな訳です。

窃盗罪です。

10年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。

豚になってしばらく豚小屋にいたことで10年以下の懲役はくらった訳ですが。まさにクサい飯を食ってたんですね。

普通逆ではないでしょうか?

千尋が、「美味しそう!あれ食べたい!」と騒いで、両親が、「ダメだよ、店の人がいないから。」と止めるならまだしも、「千尋、すっごく美味しいよ!」と、母親が娘に窃盗を勧めています。

首を横に振った千尋、エライです!

まあ、ちょっとこの映画の中からは千尋の両親の良い部分は伺えませんでしたが、千尋があれほど2人を取り戻そうと奮闘するからには、普段はきっと良い親御さんなんだと思います。(と、信じたいです・・・。)

 

 

ジブリのひどい親|崖の上のポニョの宗介のお母さん(リサ)

全米での興行収入は「千と千尋の神隠し」の1.5倍という「崖の上のポニョ」。

主人公である5歳の男の子・宗介のお母さんであるリサ。

 

ご主人が船乗りで家を留守がちな中、しっかりと家を守り、宗介に明るく優しく接っする若いのにたくましい素敵なお母さんです。

宗介を保育園に預けて、お隣のデイケアサービスセンター「ひまわりの家」で働いていて、家事・育児・仕事をこなして尊敬してしまいます。

ご主人が帰って来る夜は張り切ってご馳走を作り、帰って来れなくなったらしょんぼり落ち込んでむくれちゃう可愛い一面もあり、個人的には好感が持てるのですが・・・

ただ1点、大嵐の夜に5歳の1人息子を置き去りにして、職場の様子を見に戻ってしまう所が、母親視点からすると、

「え?」

と、ものすごい違和感を感じます。

いやいや、いくらしっかりしていても宗介君、5歳ですよ!

保育園の年中さんですよ!

 

しかも、今は嵐が静まっているとは言え、またいつ嵐になるか分かりません。

事実、翌日には崖の上の宗介達の家は床下浸水スレスレのところまで水が迫ってきていました。

もっと雨量があれば家は水没してたかもしれません。

こんな不安定な状況の中、「ひまわりの人が心配なの。」って・・自宅に5歳の子供を置き去りにする方がよっぽど心配ですから!

当然不安に思って、「僕も行く!」という宗介に、「宗介ね、この家は今嵐の中の灯台なの。」と。

この家の明かりを見て勇気づけられる人がいるかもしれない、と宗介に伝えます。

はあ!?じゃあ、電気点けっぱなしで行け!

と、言いたいです。

 

この映画を見て、アメリカ人はどう思ったんでしょう?

「こんな天災の夜にも幼児を置き去りにしてまで職場に戻るなんて、日本人はやっぱりワーカーホリックだ。」

とか思われていそうです。

いやー、さすがの日本人も普通は戻らないと思いますけどね。

普通は子供と一緒に自宅に止まり、様子を見ながら、次の日、あの宗介とぽにょが出会った避難者達の大きな船に乗ると思いますが。

万一、ひまわりの人は無事だった、自宅に戻ったら家は水没していて子供は行方不明、だなんてことになっていたら、一生自分を許せないですよね。

 

まあ、リサが職場(ゴール地点)に行って、家には子供達だけにならないと話は始まりませんので仕方ないのですが。

あと、嵐の中自宅に戻る途中、子供が乗っているのに船着き場を強行突破していくのも無茶しすぎでは・・?

 

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ジブリのひどい親|となりのトトロのお父さん

この映画はもはや知らない人、見ていない人はいないのではないでしょうか?

「となりのトトロ」に登場するサツキとメイ姉妹のお父さんである草壁タツオさん。

 

 

大学教授であることからして知識が深く優秀、優しくて、穏やかで、礼儀正しくて、ユーモラス、とっても理想的なお父さん像そのものです。

私も独身時代は全く気にしたことなかった点で、ヒドイのレベルも他の親に比べれば大したことはないのですが、母親になってから見てみると気になる点がいくつかありました。

 

まず、サツキのお弁当をド忘れ。

サツキが忙しく駆け回って朝ご飯の用意をしている中、ボンヤリと起きて来て、さらにサツキの、「今日から私お弁当よ!」の1言を聞くまで、今日は娘にお弁当を持たせて学校に送り出さなければならない、という事実を失念していました。

そんな父親を責めもせず、しっかり家族3人分のお弁当を作るサツキは本当に偉いです。

でもいくらしっかりした長女だとはいえ、小学生の娘に丸投げしないで、せめて父親も早起きして分担して朝食作りをしてほしいです。

 

さらに、仕事に没頭してメイとお弁当の存在をド忘れ!

この日は初めてメイがトトロに出会う日なのですが、お父さん、仕事に没頭して、メイがトトロを追いかけてどこかに行ってしまったことに気付きません。

これまた、サツキが学校から帰って来て、「メイは?みっちゃんちに行くの。」と言われるまで、メイの存在を思い出しません。

さらに、サツキが今朝作ってくれたお弁当もまだ食べていません。

時間帯はハッキリしませんが、サツキが学校でお弁当を食べて帰って来たと考えると、昼食時間はとっくに過ぎていると考えられます。

いくらなんでも放置しすぎじゃないですか?

 

この時代は平穏で、変質者の幼児連れ去りとかないにしても・・・。それこそ沼にはまって、とか、危険な目に遭ってしまう可能性だってあるかもしれないのに。

たまには娘にも目を向けてあげて下さい・・・というより、あまり目を離すべきではないのでは。

そして、サツキが心を込めて作ったお弁当を食べ忘れないで下さい。

 

このお父さん、引っ越して来てまだ間もないというのに、娘が行方不明になり村中を巻き込んだ大騒動を起こしてしまって、この後、一軒一軒菓子折り持ってお詫びに回らなきゃいけないくらいの大失態ですね。

病院に行っていて捜索隊にも加わってないですし。

サツキが、「メイのバカ!すぐ迷子になるくせに!」と言ったからには、メイは子供らしく、何かに夢中になると突っ走る性格で、今までも複数回迷子になっていることが伺えます。サツキが本家に電話を借りに行く時も若干迷子になりかけてましたし・・・。

お父さん、これはしっかり注意しないと。

「遊ぶ時は、お父さんやお姉ちゃんが見えなくなるまで遠くに行かないように!」

「1人で行動しないように!」

とか、身の危険があることなので、かなり厳しめに注意しなければならないことだと思うのですが。

トトロの助けがなかったら捜索は徹夜で翌日まで続いた可能性があり、周囲にも迷惑をかけてしまっていますし。

 

 

これも、リサが宗介を置き去りにしないと話が始まらないのと同様に、メイが迷子にならなかったら話は始まらないので突っ込んではいけない部分なのですが、ちょっと親目線で気になってしまった部分なので。

でも、リサ同様このお父さんも基本的には素敵な方なので、子供達は健やかに育つと思います☆

以上、私が感じたジブリに登場する「あれ?」と思う親御さんです。

※独断と偏見に満ちていますので、ジブリ好きな方(私も大好きですが)、不快に感じてしまったらすみません。

 
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